生活習慣病

生活習慣病の要因は、ほとんどが肥満に起因すると言っても過言ではありません。肥満は、体内に過剰な脂肪が蓄積されることによって、以下のような生活習慣病のリスクを大幅に高めます。

・高血圧:肥満により血管に負担がかかり、血圧が上昇します。

・糖尿病:特に腹部肥満がインスリンの働きを悪くし、血糖値が上がりやすくなります。

・脂質異常症:肥満は血中のコレステロールや中性脂肪を増加させ、動脈硬化の原因となります。

・心血管疾患:肥満は心臓への負担を増やし、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。

・癌:肥満がホルモンバランスに影響を与え、がんの発生リスクを増加させることがあります。

年齢とともに基礎代謝が落ち、運動量も減っているにもかかわらず、摂取カロリーが若い頃と同じ、もしくは増えている場合、注意が必要です。年齢を重ねることで、体はエネルギーを消費する力が低下します。そのため、摂取カロリーが変わらず、または増えた状態だと、余分なカロリーが体に蓄積され、肥満や生活習慣病の原因となります。

①基礎代謝の低下

年齢を重ねると、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下します。そのため、若い頃と同じ量を食べていると、エネルギー消費が足りず、体重が増加しやすくなります。

②運動不足

運動量が減ると、カロリー消費が少なくなります。特に、筋力トレーニングを取り入れることで、筋肉量を保ち、代謝を維持することが重要です。

③食事の見直し

摂取カロリーが過剰にならないように、食事内容や量を見直しましょう。特に、高カロリーな食事や間食が増えていないか確認し、バランスの取れた食事を心がけましょう。

高血圧症

高い血圧の原因は、動脈硬化によるものです。

動脈硬化とは動脈の壁が硬くなり、血管が本来持っている柔軟性を失ってしまう状態で、血流が滞りやすくなることで、血圧が上昇しやすくなります。

血圧は、血流とともに酸素や栄養を体の隅々まで運ぶ役割を持っているため、動脈硬化によって血流が滞ると、無理に血流をいきわたらせようと身体が血圧を上げようとするのです。

「動脈硬化」の主な原因

①加齢

加齢に伴い、血管の壁が徐々に硬くなり、動脈硬化が進行します。
年齢を重ねると、血管の弾力性が失われ、血液がスムーズに流れなくなることが多くなります。

②生活習慣

不健康な食事、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣が動脈硬化を促進します。
これらの習慣が長期間続くと、血管の内壁がダメージを受け、動脈硬化が進行しやすくなります。

③長年のストレス

ストレスは血管に負担をかけてしまい、長期間にわたるストレスが動脈硬化を引き起こす要因となります。
ストレスによって血圧が上がりやすくなり、これが動脈硬化を進行させるリスクを高めます。

改 善 方 法

①食生活の改善

・塩分の制限: 厚労省によると1日あたりの塩分摂取量を6g以下に抑えることが推奨されます。加工食品や外食を控え、料理に使う塩の量を減らしましょう。

・バランスの取れた食事: 野菜や果物を多く摂り、カリウムを含む食材(例えば、バナナ、ほうれん草、じゃがいも)を意識して食べることが血圧改善に役立ちます。脂肪分の少ない肉や魚、全粒穀物を選びましょう。

・アルコールの制限: 適量を守り、過剰飲酒は避けるようにします。

②運動の習慣

・定期的な有酸素運動(ウォーキングやジョギング、水泳など)を行うことが効果的です。目安として、1日30分以上、週に5日程度の運動を目指しましょう。

③体重管理

・体重を減らすことが血圧を下げるために重要です。特に腹部の脂肪を減らすことが効果的です。

④ストレス管理

・ストレスを減らすためにリラックスできる時間を作ることが大切です。深呼吸や瞑想、趣味を楽しむことなどが効果的です。

⑤禁煙

・喫煙は血圧を上げる原因になるため、禁煙することが重要です。

⑥十分な睡眠

質の良い睡眠を確保することも血圧の管理に役立ちます。1日7〜8時間の睡眠が推奨されています。

脂質異常症

脂質異常症というのは、脂質の中でも特に、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が多過ぎる、あるいは善玉(HDL)コレステロールが少なすぎる、などの状態を示す病気のことです。LDLコレステロールは、余分なコレステロールを血管の壁に沈着させ、動脈硬化を起こします。逆に、HDLコレステロールはその血管内にたまったコレステロールを肝臓へ戻すように働きます。

改 善 対 策

①食事の改善

・バランスの取れた食事: 飽和脂肪酸(動物性脂肪など)やトランス脂肪酸(加工食品など)を控え、オメガ-3脂肪酸(魚やナッツ類)を積極的に摂取する。

・食物繊維の摂取: 野菜、果物、全粒穀物、豆類を多く摂取し、コレステロールの吸収を抑える。

・塩分: 過剰摂取を避ける

・糖質:脂肪の原因は特に糖質にあります。空腹時間(血糖値が下がっている)を長く作るかが大事です。

控えた方が良いもの

<コレステロールが多い食材>

・卵・たらこ、イクラなどの魚卵・シシャモなど子持ちの魚・塩辛など魚の内臓を用いた食品・レバー、モツなどの内臓類・マヨネーズ・生クリーム

<飽和脂肪酸が多い食材>

・肉の脂身・バター・チーズ・ココナッツオイル・チョコレート・インスタントラーメン・ポテトチップス

積極的に摂りたいもの

<不飽和脂肪酸が多い食材>

・サバ・マグロ・鮭・ナッツ・アボカド
油を使う際は、不飽和脂肪酸が多いオリーブオイルやひまわり油など植物性のものにしましょう。野菜や海藻、果物、きのこなど食物繊維が豊富な食材や、豆腐や納豆などの大豆製品を積極的に摂ることも大切です。

適度な運動

・種類:有酸素運動が中心(ウォーキング、速歩、スロージョギング、水泳など)
・強度:中強度(楽である~ややきついと感じる程度の運動)
・時間、頻度:毎日合計30分以上、少なくとも週に3日
※大事なのは、続ける事です。まずは続けられる事から始め徐々に時間や距離を増やしましょう!

※ワンポイント:運動も空腹時間(血糖値が下がっている)時の方が効果的です。低血糖には要注意!!

糖尿病

日本の糖尿病罹患者は「10人に1人」とされています。この割合は左利きの人とほぼ同じ(世界平均で10%、日本では11%)と言われています。もし、あなたの周りの左利きの人が糖尿病だとしたら、この病気がそれほど珍しいものではないと感じるかもしれません。
さらに、糖尿病患者の47.1%が糖尿病神経障害を合併していますが、そのうちの4割が自覚していないのが現状です。

①食事管理

1日の摂取エネルギー量を守り、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素をバランスよく摂取することです。ビタミンやミネラルも欠かさず摂り、偏りのない健康的な食事を心がけましょう。

糖尿病の管理に必要な栄養素は、以下のようなバランスが大切です。

*炭水化物

複合炭水化物(全粒穀物や野菜など)を選び、急激な血糖値上昇を避けることがポイントです。食物繊維が豊富な食材(玄米、雑穀、野菜、果物)は血糖値の安定に役立ちます。

*たんぱく質

血糖値への影響が少なく、体を維持・修復するために重要です。魚、大豆製品、鶏肉など脂肪の少ないたんぱく質源が推奨されます。良質なたんぱく質を摂ることで、血糖値の急な変動を防ぎやすくなります。

*脂質

不飽和脂肪酸(オリーブオイル、ナッツ、青魚)など健康的な脂質は、心血管の健康を保ちます。一方、飽和脂肪やトランス脂肪は控えるべきです。

*ビタミンとミネラル

ビタミンB群やビタミンDは代謝を助け、マグネシウムや亜鉛はインスリンの働きをサポートします。野菜、果物、乳製品、ナッツ、豆類などからしっかり摂取することが重要です。

*食物繊維

食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにし、腸内環境の改善にも役立ちます。

あなたに必要なエネルギー量を知る

血糖値を正常に保つには、自分に必要な1日のエネルギー量を把握し、必要以上に摂取しないことが大切です。
たとえば、身長170cmの事務職の方では以下の手順で計算します。

標準体重を求める:1.7×1.7×22=63.5kg
指示エネルギー量を計算する:標準体重×作業強度
活動レベルに応じ、適正エネルギー量は約1600kcalとされます。

②適度な運動

どうして運動が必要?

運動は血液中のブドウ糖をエネルギーとして消費し、血糖値を下げる効果があります。特に食後の運動は、食後の急激な血糖値の上昇を抑え、速やかな低下につながるのです。

大事なのは、血糖値を無駄に乱高下させない事です。1週間に約150分、中程度の運動が推奨されています。体を動かすことで、糖尿病だけでなく肥満や生活習慣病、循環器疾患やがん、加齢に伴う生活機能の低下、認知症などのリスクを下げることができると言われています。

運動は、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動とレジスタンス(筋力)トレーニングに分けられます。また、日常生活での活動量を上げることも大切です。

血糖値に対する運動の効果

有酸素運動で筋肉の血流が増えると、ブドウ糖が細胞に取り込まれやすくなり、インスリンの効果が高まり血糖値が下がります。また、筋力トレーニングで筋肉が増えると、インスリン抵抗性が改善され、血糖値が下がりやすくなります。ただし、効果は継続しなければ数日で消えてしまいます。

一方、激しい運動は一時的に血糖値を上げたり、心臓や腎臓に負担をかけることがあるため、無理な運動は避けましょう。

どんな運動がいいの?

血糖値を下げるには、有酸素運動と筋力トレーニングが効果的です。中等度の有酸素運動(ややきついと感じるくらい)や筋力トレーニングは、インスリンの働きを高めます。また、両方を組み合わせることで、より良い効果が期待できます。

特に食後20分ウォーキングすると血糖値の上昇を抑えてくれます。2022年に食後2~5分歩くだけでも十分な効果があったとの報告も上がっております。

話題の菊芋

菊芋には、水溶性食物繊維「イヌリン」を豊富に含み、血糖値の上昇を抑えることが明らかとなったからです。イヌリンは腸内で糖分を包み込み、吸収される量を減らすことで血糖値の上昇を防ぎます。
イヌリンは「天然のインスリン」ともいえる作用を持ち、膵臓の機能をサポートし、インスリンの分泌や活性を高めます。つまり、イヌリンは①糖の吸収を防ぐとともに、②血液中の糖の消費も促進します。この2つの働きによって日々の血糖値が抑えられ、結果的にHbA1cの低下にもつながります。

慢 性 腎 臓 病(CKD)

CKD(慢性腎臓病)は、腎臓の働きが正常な人の60%未満になるか、タンパク尿が出るなどの腎臓の異常が続く状態です。加齢とともに増えやすく、高血圧や糖尿病、脂質異常、肥満、家族に腎臓病の人がいる場合は特に注意が必要です。また、CKDは心筋梗塞や脳卒中のリスクも高めます。つまり、腎臓を守ることは心臓や脳を守ることにもつながります。

腎臓の主な働き

●身体で作られた老廃物をろ過して、尿として排泄します
●体内の水分量や電解質の調整をしています
●ホルモンを出す内分泌器官として、働いています

慢性腎臓病(CKD)が進行する

●夜間尿・・・夜間に何度もトイレに行きたくなる
●むくみ・・・靴や指輪がきつくなる
●貧血・・・・立ち眩みや貧血がたびたび起こる
●倦怠感・・・疲れやすい、常にだるい感じがする
●息切れ・・・少し早歩きしただけで息が切れる

対 策 ・ 予 防

・適度な運動・生活習慣の改善・糖尿病の治療・高血圧のコントロール・食事管理(特に塩分・カリウム・タンパク質の調整)

腎臓病治療の世界で大変有名な椎貝達夫先生の研究

椎貝達夫先生の研究によるとマッシュルームから抽出したシャンピニオンエキスには、糞便の臭気を減少させるだけでなく、腸内のアミン産生を低下させ、慢性腎不全の進行を抑制する可能性があります。16例の慢性腎不全患者にシャンピニオンエキスを1日2gまたは4g投与したところ、8例で進行速度に変化はなかったが、残りの8例では腎機能の進行速度が有意に低下しました。これにより、シャンピニオンエキスは慢性腎不全の進行抑制に有効であることが示唆されました。

キクイモ生活

きくいもに期待される効能・効果
・糖分や炭水化物の吸収抑制・GLP-1ホルモンの分泌促進・糖化予防・抗糖化・デトックスダイエット・中性脂肪の蓄積予防・コレステロールの低下・ナトリウムの吸収制御・美肌・整腸作用・便秘改善
30本(ジュースタイプ)8,100円  60包(お茶タイプ)7,129円

フローラ・コロン

腸活の必須アイテム!! 腸内フローラを豊かにする腸内細菌と小腸絨毛の栄養素
水溶性食物繊維(大腸)+L-グルタミン(小腸)のWパワーで腸をしっかりサポート
 ・イヌリン(水溶性食物繊維) 6,850mg ・L-グルタミン3,000mg

30包 5,184円

美ちょう寿

『美ちょう寿』は、シャンピニオンエキスを最高の濃縮率・含有量で作られた健康食品です。美ちょう寿には1箱(90粒)に13,500mgの150倍濃縮エキスが含まれています。腎臓病治療の有名な椎貝達夫先生がテストに使用したシャンピニオンエキスも、この『美ちょう寿』です。
96粒 5,863円

高血圧症や高血圧に伴う肩こり・めまいなどの改善薬

高血圧症(軽症)や高血圧に伴う症状を改善するために考え出された生薬製剤です。
シャクナゲヨウ・カイカ・ケツメイシは身体にあった血圧に調整し、センキュウ・カノコソウ は高血圧症の改善を手助けするように働きます。

100P 4,070円  200P 7,898円

血圧の改善に!

生薬「タンジン(丹参)」を主剤とし、活血薬(血のめぐりを改善するお薬)のセンキュウ・シャクヤク・コウカと、理気薬(気のめぐりを改善するお薬)のモッコウ・コウブシから作られています。
丹参:血管をひろげ血流量を増やす、血圧を下げる、血栓ができるのを防ぐ、血液の粘度を下げサラサラにする、血管の老化を防ぐ、血液や血管が活性酸素に侵されるのを防ぐなど期待できるとされています。
30包 5,500円  90包 13,200円

糖尿病の合併症の予防と血糖の安定化の薬

糖尿病に対して必要な漢方生薬を選び出し、創りだされた、
現代人に合った糖尿病薬です。口渇、多尿、全身倦怠感、等を除きながら、自律神経系、ホルモン系 に関与してインシュリンの活性不足、等を補いながら糖代謝を改善し、生体内を緩和に刺激して自然治癒力 の発動を促しながら糖尿病を根治してゆく働きのある生薬製剤薬です。
150P 6,732円

肝臓の機能を高め、腎臓の働きを整える

肝臓・腎臓に起こる苦情を改善するために考え出された生薬製剤です。
 ●ジョッキ中のサイコ・サンシシ・インチンコウ・ケツメイシは肝臓の機能を調節し、さらにサンシシ・インチンコウは黄疸を抑えるように働きます。

300錠 10,032円

肝臓が気になる方

二日酔,流行性肝炎,脂肪肝,肝硬変症,黄疸,アルコール中毒,薬物中毒,自家中毒
漢方成分ゴオウ・含硫アミノ酸成分メチオニン・タウリン・グルクロノラクトン・イノシトール・肝臓加水分解物などの6種の強肝成分により、体内の新陳代謝を高め、肝臓の負担を助ける各種ビタミン群を配合した製剤です。肝臓の気になる人や日頃よくアルコールを飲まれる人におすすめいたします。
45錠 2,310円  190錠 7,480円  380錠 13,860円

糖が気になる方に!

きくいもに期待される効能・効果
*糖分や炭水化物の吸収抑制*GLP-1ホルモンの分泌促進*糖化予防・抗糖化*デトックスダイエット*中性脂肪の蓄積予防*コレステロールの低下*ナトリウムの吸収制御*美肌*整腸作用・便秘改善
30本(ジュースタイプ)8,100円  60包(お茶タイプ)7,129円

ミミズ由来の酵素と田七人参が

ミミズが死ぬと、⾃らの酵素と水分で自分を溶かすことからミミズの身体はタンパク質、⾎栓もタンパク質ということで研究が始まりました。

ミミズの酵素に期待できる機能性!
①血栓を溶かす作用が期待できる
②血圧を下げる作用が期待できる
③血糖値の上昇を抑える作用が期待できる
④血管を拡げる作用が期待できる(結果的に、血圧を下げる効果を期待できる)
180P 12,960円  360P 21,600円

美ちょう寿

『美ちょう寿』は、シャンピニオンエキスを最高の濃縮率・含有量で作られた健康食品です。美ちょう寿には1箱(90粒)に13,500mgの150倍濃縮エキスが含まれています。腎臓病治療の有名な椎貝達夫先生がテストに使用したシャンピニオンエキスも、この『美ちょう寿』です。
96粒 5,863円