減塩のウソ!
過剰な減塩は逆に危険⚠️
血圧が高いと、「塩分を控えてください」とよく耳にするかと思います。
厚生労働省が推奨1日食塩摂取量
男性8g未満 女性7g未満
日本人の1日の平均塩分摂取量10〜11g
2021年カナダで、
1日食塩摂取量7.6g〜12.7gが、健康的に長生きが、できるという研究結果が出ました。
塩(ナトリウム)も体にとても必要なミネラルです。
2017年カレントハイパーテンションレポート(高血圧を集めた論文)によると
15万人のデータで、
1日 17.7g以上 7.6g以下の方が死亡リスクが高かったそうです。
(カップラーメン1食あたりの塩分約3〜4g)
実は、殆ど普通の方は、適正範囲に含まれています。無理に減塩、減塩は逆にリスクを上げてしまうのです。
お塩もいろいろ売っておりますが、
一般的な食卓塩(塩化ナトリウム99%)
よりもカリウムが含まれているお塩の方がおすすめです。
21,000人のオーストラリアの研究では
塩化ナトリウム3 : 塩化カリウム1に分けた塩を使用した結果、頭の病気、心臓の病気が明らかに低下したそうです。
インド人の500人を対象とした研究では
塩化ナトリウム7 : 塩化カリウム3に分けた塩を3ヶ月続けた結果、100%塩化ナトリウムを使用した方と比べて血圧が平均4.7mmHg下がったそうです。
ナトリウムは、水とくっつきカリウムを摂ることで、尿として排出され血圧が下がるのです。但し慢性腎臓病(CKD)など、塩分コントロールをされている方は注意が必要です。