ベジタリアンで増えるがん?最新研究で分かった意外な結果

2026年08月07日 12:18

ベジタリアンで「減るがん」
        と「増えるがん」

●一般的に、
 野菜や果物を多く食べる食事は
 がん予防に役立ち、
 赤身肉や加工肉の食べ過ぎは
 がんリスクを高めるとされています。

●過去の研究でも、
 ベジタリアンは肉食の人より
 全体のがんリスクが
 低いことが報告されています。

研究内容

●約180万人を約16年間
 追跡した大規模研究。

●食生活を以下の5グループに
 分類して比較しました。
 ① 肉食
 ② 鶏肉のみ食べる人
 ③ ペスカタリアン
  (魚・卵・乳製品は食べる)
 ④ ベジタリアン
  (卵・乳製品は食べる)
 ⑤ ヴィーガン
  (動物性食品を一切食べない)

主な結果

肉食(基準グループ)

●赤身肉・鶏肉・魚・卵・乳製品・
 植物性食品など、特に制限なく食べる人。

●このグループを基準に、
 他の食事スタイルのリスクが
 比較されました。

鶏肉のみ食べる人(赤身肉は食べない)

●前立腺がんのリスクが7%低下しました。

●それ以外のがんについては、
 有意な増加・減少は
 確認されませんでした。

ベジタリアン

●リスクが低下したがん
 ●胃がん:21%減
 ●乳がん:9%減
 ●前立腺がん:12%減
 ●腎臓がん:28%減
 ●多発性骨髄腫:31%減

●一方で
 ●食道扁平上皮がんは93%増加

ヴィーガン

●がんリスクが低下したものは
 確認されず、

●大腸がんリスクが40%増加
 という結果でした。

ペスカタリアン

●大腸がん:15%減

●乳がん:7%減

●腎臓がん:17%減

なぜ増えるのか?

原因はまだ明確には
分かっていませんが、
研究では次のような仮説が
挙げられています。

●亜鉛やビタミンDなどの栄養不足

●穀物や野菜から摂取する微量の
 カドミウムが食道がんリスクに
 関係する可能性

●ヴィーガンではカルシウム不足が
 大腸がんリスクに影響する可能性

まとめ

●植物中心の食事は多くのがんリスクを
 下げる可能性がある一方で、
 極端な食事制限では
 一部のがんリスクが高まる
 可能性も示されました。

●ただし、この研究は「関連」を
 示した観察研究であり、
 「ベジタリアンだからがんが増える」
 と断定できるものではありません。

●食事は偏りを避け、必要な栄養素
 (タンパク質、カルシウム、ビタミンD、
 亜鉛、ビタミンB12など)を
 十分に摂ることが大切だと考えられます。

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