痛風・高尿酸血症を改善・予防する方法

2026年08月03日 15:08
カテゴリ: 生活習慣

痛風とは?

血液中の尿酸が増えすぎることで、
尿酸の結晶が関節にたまり、
激しい痛みや炎症を起こす病気です。

血清尿酸値が7.0mg/dLを
超えた状態を高尿酸血症といい、
この状態が続くと痛風発作だけでなく、

●腎障害
●尿路結石
●心血管疾患

のリスクも高まります。

日本人は
 「尿酸を排泄しにくいタイプ」が多い

高尿酸血症には

●尿酸を作りすぎるタイプ
●尿酸を十分に排泄できないタイプ

があります。

日本人では約6~7割が
「排泄低下型」とされ、
尿酸を作りすぎることよりも、
腎臓から尿酸を十分に
排泄できないことが主な原因で
ある人が多いことが分かっています。

そのため、痛風対策では

「尿酸を増やさない」だけでなく、
「尿酸をしっかり排泄すること」

が非常に重要になります。

痛風改善・予防の7つのポイント

① 水分を十分に摂る

尿酸は尿として排泄されます。

水分不足になると尿酸が濃くなり、

●尿酸値が上がりやすい
●尿路結石ができやすい

状態になります。

おすすめ

水やお茶を十分に飲む
脱水を避ける

② 適正体重を維持する

肥満や内臓脂肪は
尿酸の排泄能力を低下させます。

体重を減らすことで

●尿酸値の低下
●痛風発作の減少

が期待できます。

③ 食事を見直す

積極的に摂りたいもの

学術的なエビデンスが比較的強いもの

✅ コーヒー
✅ 低脂肪乳製品
✅ DASH食
(野菜・果物・低脂肪乳製品を
        中心とした食事)
✅ ビタミンC

✅ チェリー(抗炎症作用によって
    痛風発作を減らす可能性)

控えたいもの

●アルコール
●果糖を多く含むジュース・清涼飲料水
●プリン体の多い食品の食べ過ぎ

※現在では、プリン体だけを極端に
 気にするよりも、食生活全体を
 改善することが重要と
 考えられています。

④ 適度な運動

ウォーキングなどの有酸素運動は

●体重管理
●インスリン抵抗性の改善
●尿酸値の改善

に役立ちます。

※激しい運動は一時的に
 尿酸値を上げることがあります。

⑤ 尿を酸性にし過ぎない

尿酸は酸性の尿では溶けにくくなります。

そのため
●野菜
●海藻
●果物(適量)
を取り入れることは尿酸排泄を
助ける可能性があります。

必要に応じて医療機関では
クエン酸製剤などで尿を
アルカリ化することもあります。

⑥ 補助的に期待される成分

近年は抗酸化・抗炎症作用を
持つ成分も研究されています。

クルクミン(ウコン)

期待できること

●炎症を抑える
●抗酸化作用
●尿酸を作る酵素
(キサンチンオキシダーゼ)を
 抑える可能性

動物実験や一部の臨床研究では
尿酸値や炎症の改善が
報告されています。

大麦若葉青汁(赤神力)

期待できること

●抗酸化作用
●食物繊維による代謝改善
●キサンチンオキシダーゼ阻害
 の可能性
●尿酸排泄を助ける可能性

一部の臨床研究では尿酸値の改善が
報告されています。

水素(水素水・水素吸入)

期待できること

●抗酸化作用
●抗炎症作用

一部の研究では尿酸値の改善が
報告されています。

シャンピニオンエキス

期待できること

●キサンチンオキシダーゼ阻害
 の可能性

まとめ

痛風対策で最も重要なのは、
日本人に多い
「尿酸を排泄しにくい体質」を考慮し、
尿酸をため込まない生活を続けることです。

基本となる対策は次のとおりです。

●水分を十分に摂る
●適正体重を維持する
●DASH食を中心としたバランスの
 良い食事を心がける
●アルコールや果糖飲料を控える
●適度な運動を続ける
●尿を酸性にし過ぎない
 食生活を心がける
●必要に応じて薬物療法を受ける

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