1. お酒は「腸内環境」にも
大きく影響する
一般的に
「お酒=肝臓に悪い」という
イメージがありますが、
実は腸にも大きなダメージを与えます。
アルコールを飲むと、
● 腸の粘膜が傷つく
● 腸内細菌のバランスが崩れる
●「腸漏れ(リーキーガット)」が起こる
といった変化が起こります。
腸漏れとは?
腸のバリア機能が低下し、
本来は体内に入らない物質が
漏れ出してしまう状態です。
しかも、この腸漏れは
飲酒後すぐに回復するわけではなく、
●数日〜1週間続く場合がある
● 飲酒量が多いほど長引く
と報告されています。
純アルコール20g以下
→ 腸漏れが起こり始める
純アルコール30〜60g以上
→ 腸内細菌が悪化する
特に、
●善玉菌が減る
●悪玉菌が増える
● 酪酸菌が減少する
などの変化が起きます。
さらに、週末だけでも
● 缶ビール3本以上
飲むと、
● 腸漏れ
●腸内環境悪化
の両方が起こる可能性があります。
そして完全回復には
約3週間かかることもあります。
アルコールは、
●胃で20%
●小腸で80%
吸収されます。
その後、肝臓で
アルコール
↓
アセトアルデヒド(有害)
↓
酢酸(無害)
という流れで分解されます。
問題なのは「アセトアルデヒド」
これは強い毒性を持ち、
●二日酔い
● 吐き気
● 顔の赤み
などの原因になります。
さらに、
● 大腸ポリープ
● 大腸がん
との関連も指摘されています。
日本人の約半数は、
アセトアルデヒドを分解する酵素が弱い、
または不足しています。
そのため、
● 顔が赤くなる
● 動悸がする
● 気分が悪くなる
などの「フラッシャー反応」が
出やすい特徴があります。
ただし、飲み続けることで
慣れてしまう人もいます。
しかし、
「飲めるようになった=安全」ではなく、
むしろ体に負担をかけ続けている
可能性があります。
飲酒後〜6時間
肝臓は有害物質の処理を最優先します。
この時に、
● グリコーゲン(エネルギー源)
● グルタチオン(抗酸化物質)
が大量に消費されます。
また、ミトコンドリアも
オーバーワーク状態になります。
飲酒後6〜48時間
ここから肝臓の修復が始まります。
起こること
● 消費されたグリコーゲンの補充
● グルタチオンの再合成
●ミトコンドリア機能の回復
飲酒後に、
● お腹が空く
● 甘い物が欲しくなる
のは、グリコーゲンが
枯渇しているためです。
肝臓は飲酒後1〜2日かけて、
ゆっくり回復していきます。
よく「週に2日休肝日を作りましょう」
と言われますが、
実際には、“連続して2日”
空けることが重要です。
例えば、
● 火曜だけ休む
● 金曜だけ休む
では回復が不十分な可能性があります。
肝臓と腸を回復させるには、
● 48時間以上
● できれば2〜3日連続
で飲まない期間を作るのが理想です。
推奨される飲み方
① 1日の飲酒量
純アルコール20g以下
② 休肝日
連続2日以上
純アルコール20gの目安
●ビール:約500ml
● 日本酒:約1合
● ワイン:約1.5杯
実際には、日本人の平均飲酒量は
約25gと言われており、
多くの人が簡単に超えてしまっています。
現在は、
「安全な飲酒量は存在しない」
という考え方が主流です。
つまり、
● 飲まないほど健康には良い
● ただし飲むなら、量と頻度を
意識することが大切です。
アルコールは肝臓だけでなく、
腸にも大きなダメージを与えます。
特に、
● 腸漏れ
● 腸内環境悪化
● 肝臓の酸化ストレス
などが問題になります。
そのため、
● 飲酒量を控える
● 連続した休肝日を作る
● 腸内環境を整える
ことが重要です。
「昨日飲みすぎたから今日は控えよう」
と意識するだけでも、
体への負担を減らす助けになります。