緑内障とは・原因・予防・進行を抑える方法

2026年07月29日 15:50
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1. 緑内障とは

緑内障は、目から脳へ情報を伝える視神経が
少しずつ傷つき、視野(見える範囲)が
欠けていく病気です。

特徴:
 ●初期は自覚症状がほとんどない
 ●一度失われた視野は元に戻らない
 ●早期発見と進行を遅らせる治療が大切

🔶緑内障の種類

① 原発開放隅角緑内障

 最も多いタイプです。

 特徴:
 ●目の中の水(房水)の出口が
  少しずつ詰まり、眼圧が上がる
 ●ゆっくり進行する
 ●初期は気づきにくい

② 正常眼圧緑内障

 日本で多いタイプです。

 特徴:
 ●眼圧は正常範囲でも視神経が傷つく
 ●視神経の弱さや血流などが
  関係すると考えられている
 ●眼圧だけを見ていると発見・
  管理が不十分になることがある

③ 原発閉塞隅角緑内障

 目の中の房水の通り道が狭くなるタイプです

 特徴:
 ●急に眼圧が上がる「急性発作」を
  起こすことがある
 ●強い目の痛み、頭痛、吐き気、目の充血、
  急な視力低下が出る場合がある
 ●発作時は緊急治療が必要

④ 続発緑内障

 別の病気や薬などが原因で起こるタイプです

 原因例:
 ●目の炎症
 ●目のけが
 ●糖尿病などによる血管の異常
 ●ステロイド薬の使用

⑤ 小児緑内障

 子どもに発症するタイプです。

 特徴:
 ●生まれつき目の構造に問題が
  ある場合がある
 ●早期の診断と治療が重要

2. 原 因

主な原因は、視神経に負担が
かかって傷むことです。

関係する要因:
●眼圧の上昇
→ 目の中の圧力が高くなり、
  視神経に負担がかかる

●視神経の弱さ(体質)
→ 同じ眼圧でも傷つきやすい人がいる

●血流の低下
→ 視神経へ十分な血液が届きにくくなる

●年齢・遺伝
→ 加齢や家族歴でリスクが高まる

●強い近視、目の病気やけが、
   ステロイド使用など

※日本では、眼圧が正常でも発症する
   「正常眼圧緑内障」が多くあります。

3. 緑内障で本当に大切な確認ポイント

緑内障は眼圧の数字だけでは判断できません。

重要なのは、
「視野がどれだけ残っているか」
「どの速さで悪化しているか」
を見ることです。

視野検査では MD値 という指標を使います。

 ●  0:ほぼ正常
 ●−30:ほとんど見えない状態
MD値の変化速度を見ることで、
 ●今の治療で十分か
 ●目薬を追加するか
 ●レーザーや手術が必要か
を判断します。

4. 治療の目的

緑内障治療の目的は、
「悪くなった視野を戻すこと」ではなく、
「視野が悪化する速度を遅くして、
        将来の視野を守ること」
です。

治療方法:
 ●眼圧を下げる目薬
 ●レーザー治療
 ●手術

手術後、
一時的に視野が悪化することがありますが
その後の進行を遅らせることで
長期的に視野を守ることを目指します。

5. 家庭でできる予防・進行を抑える方法

 ① 目薬を正しく使う
  ●医師の指示通り続ける
  ●自己判断で中止しない

 ② 適度な運動
  ●ウォーキングなどを習慣にする
  ●血流改善につながる

 ③ 健康管理
  ●バランスのよい食事
  ●血圧・糖尿病の管理
  ●禁煙
  ●十分な睡眠

 ④ 目への負担を減らす
  ●目を強くこすらない
  ●うつ伏せ寝を避ける
  ●長時間のスマホ・PCでは休憩する

 ⑤ 定期検査を受ける
  ●眼圧検査だけでなく
  ●視野検査
  ●眼底検査
  ●OCT検査

で進行状況を確認することが重要です。

日常生活で気をつけること

 1. 目を強く圧迫しない
  避けたいこと:
   ●目を強くこする
   ●目のマッサージで強く押す
   ●うつ伏せで長時間寝る
   ●きついアイマスクを使う

 2. 血流を保つ生活をする
  おすすめ:
   ●ウォーキングなどの適度な運動
   ●禁煙
   ●バランスのよい食事
   ●睡眠不足を避ける

 3. 力みすぎに注意
  強く息を止めて力む動作は、
  一時的に眼圧を上げることがあります。
  例:
   ●重すぎる物を持つ
   ●強くいきむ

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