疲れがなかなか取れない、朝からだるい、
やる気が出ない原因は、睡眠不足や働きすぎだけでなく、
ビタミンB12や葉酸(ビタミンB9)の不足が
関係している可能性があります。
日本人約600人を対象とした研究では、
ビタミンB12・葉酸が不足している可能性を示す
「ホモシステイン」という血液中の物質に注目しました。
研究の結果、
・男性はホモシステインが高い人ほど、
体の疲れを感じやすい傾向があった。
・女性はホモシステインが高い人ほど、
やる気が低い傾向があった。
これは確定的な結論ではありませんが、
ビタミン不足が疲労や意欲の低下に
関係する可能性を示しています。
ビタミンB12と葉酸は、
・エネルギーを作る働き
・神経の働き
・脳内で気分や意欲に関わる物質の生成
を助けています。
不足するとホモシステインが増え、
これらの働きが低下し、疲れやだるさ、
やる気の低下につながる可能性があります。
また、重度になると手足のしびれなど
神経障害を起こすこともあります。
・ベジタリアン・ヴィーガン
(B12は動物性食品に多いため)
・高齢者
・胃の萎縮(萎縮性胃炎)がある人
・胃酸を抑える薬(PPI)を長期間飲んでいる人
これらの人は、食べていてもB12を
十分に吸収できないことがあります。
ビタミンB12
・あさり
・しじみ
・いわし
・レバー
・肉
・卵
・牛乳・チーズなどの乳製品
葉酸
・ほうれん草
・小松菜
・ブロッコリー
・アスパラガス
・枝豆・大豆・納豆
・レバー
・一部の果物
※葉酸は熱や水に弱いため、スープにしたり、
蒸したり、短時間の加熱がおすすめです。
慢性的な疲れやだるさは、
睡眠不足だけでなくビタミンB12
・葉酸不足が原因のこともあります。
特に食生活の偏りや胃の不調がある人は、
栄養状態も見直してみる価値があります。
改善しない疲れが続く場合は、医療機関で
血液検査を受けることも検討するとよいでしょう。