慢性的な疲れとやる気低下は「ビタミンB12・葉酸不足」が原因かもしれない

2026年07月07日 14:47
カテゴリ: 栄養・食生活

B12・葉酸の重要性

疲れがなかなか取れない、
朝からだるい、
やる気が出ない原因は、
睡眠不足や働きすぎだけでなく、
ビタミンB12や
葉酸(ビタミンB9)の不足が
関係している可能性があります。

日本人約600人を対象とした研究では、
ビタミンB12・葉酸が不足している
可能性を示す「ホモシステイン」と
いう血液中の物質に注目しました。

研究の結果、
●男性はホモシステインが高い人ほど、
 体の疲れを感じやすい傾向があった。

●女性はホモシステインが高い人ほど、
 やる気が低い傾向があった。

これは確定的な結論ではありませんが、
ビタミン不足が疲労や意欲の低下に
関係する可能性を示しています。

なぜ影響するの?

ビタミンB12と葉酸は、
 ・エネルギーを作る働き
 ・神経の働き
 ・脳内で気分や意欲に関わる物質の生成
 を助けています。

不足するとホモシステインが増え、
これらの働きが低下し、疲れやだるさ、
やる気の低下につながる可能性があります。

また、重度になると手足のしびれなど
神経障害を起こすこともあります。

不足しやすい人

 ●ベジタリアン・ヴィーガン
 (B12は動物性食品に多いため)

 ●高齢者

 ●胃の萎縮(萎縮性胃炎)がある人

 ●胃酸を抑える薬(PPI)を
  長期間飲んでいる人

これらの人は、食べていてもB12を
十分に吸収できないことがあります。

ビタミンを補う食品

ビタミンB12
 ●あさり
 ●しじみ
 ●いわし
 ●レバー
 ●肉
 ●卵
 ●牛乳・チーズなどの乳製品

葉酸
 ●ほうれん草
 ●小松菜
 ●ブロッコリー
 ●アスパラガス
 ●枝豆・大豆・納豆
 ●レバー
 ●一部の果物

※葉酸は熱や水に弱いため、スープにしたり、
蒸したり、短時間の加熱がおすすめです。

ポイント

慢性的な疲れやだるさは、
睡眠不足だけでなくビタミンB12
・葉酸不足が原因のこともあります。

特に食生活の偏りや
胃の不調がある人は、
栄養状態も見直してみる
価値があります。

改善しない疲れが続く場合は、
医療機関で血液検査を受けることも
検討するとよいでしょう。

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