① 見逃してはいけない危険な症状
心筋梗塞の痛みは、
・胸が重苦しく、圧迫される感じ
・数分以上続く
・ピンポイントではなく広がる痛み
が特徴です。
特に注意すべきなのは、
・左肩・喉・顎に広がる痛み
・吐き気、冷や汗
・息苦しさが同時に起こる
これらがそろう場合は、本物(心筋梗塞)の可能性が非常に高いため、
迷わず救急車を呼ぶことが重要です。
② 心筋梗塞が起こりやすい時間帯
朝起きてから3時間以内は特に要注意です。
理由:
・交感神経が活発になり血圧が上昇
・心臓の血管が収縮しやすい
・朝は血液が固まりやすく、血栓ができやすい
そのため、朝は
・余裕を持って起きる
・急に動かない
・体を温めてから外出する
ことが大切です。
③ 早期治療が命を救う理由
心筋梗塞は時間との勝負です。
・発症から早いほど治療効果が高い
・6時間以内で予後が大きく改善
・60分以内なら心臓へのダメージを最小限にできる
早く血流を再開できれば、
心臓の筋肉が壊れる範囲を減らせます。
④ 治療が遅れると起こる致命的リスク
最も危険なのは、
心室細動(心臓が痙攣して止まる状態)です。
・全身の血流が止まり突然死につながる
・多くの人が病院到着前に亡くなる
AEDはこの状態を止めるための装置です。
⑤ 家族が倒れたときの対処法
AEDがない場所では、
胸骨圧迫(心臓マッサージ)が命をつなぎます。
・口呼吸は不要
・胸を強く、速く押し続ける
・救急車が来るまで継続
実際に、子どもの胸骨圧迫で助かった事例もあります。
⑥ 心筋梗塞を防ぐ生活習慣
主な危険因子:
・高血圧
・糖尿病
・高コレステロール
・喫煙
これらは足し算ではなく「掛け算」で危険度が増加します。
4つそろうとリスクは16倍。
➡ 1つ減らすだけでも大きな予防効果
➡ 特に禁煙は最重要
⑦ 最も大切な心構え
・「様子を見る」は危険
・自分は心筋梗塞かもしれないと思うこと
・迷わず救急車を呼ぶこと
早い判断が、命とその後の人生を守ります。