物忘れより先に、脳の異変は
“歩行”に現れることがある。
1.こんな歩き方は要注意
(認知症リスクのサイン)
① 歩幅が狭くなる
●すり足・小股になる
●以前より慎重な歩き方になる
●原因は筋力低下だけでなく、
脳の指令機能低下の可能性
●脳が転倒を避けるため
「安全運転モード」になる
👉 目安
●明らかに以前より歩幅が狭い
●靴1.5~2足分
(約40~50cm)以下の印象
⚠ 無理に歩幅を広げるのは逆効果
(転倒リスク)
② 歩きながら話すと止まってしまう
●会話・計算・連想を
しながら歩けない
●「歩く+考える」が
同時にできない
👉 脳の処理能力低下のサイン
(専門用語:デュアルタスク障害)
簡単セルフチェック
●3~4mの廊下を
●普通に歩く
●動物・果物の名前を
言いながら歩く
●明らかに遅くなる・止まる
・ふらつく → 要注意
③ 歩き方にばらつき・左右差が出る
●歩幅やスピードが一定でない
●左右で足の出方が違う
●途中で急に速く・遅くなる
👉 歩行リズムを司る脳
(大脳基底核・小脳)の機能低下の可能性
チェック方法
●足音が一定のリズムか
●靴底の減り方に左右差がないか
④ 歩くスピードが遅くなる
●横断歩道を青のうちに渡れない
●以前より明らかにゆっくり
👉 歩行速度が遅い人は
認知症リスクが約2倍という
研究データあり
目安
●10mを10秒以内で歩けるか
⑤ 歩行の変化+自覚的な物忘れ
●「最近頭が鈍い」「物忘れが増えた」
と自覚がある
●目的地を忘れる、慣れた道で迷う
●段取りが立てにくい
👉歩行低下+自覚的物忘れ
= MCI(軽度認知障害)の重要サイン
●認知症の前段階 MCIは
約18%が改善する可能性あり
●早く気づけば、予防
・進行遅延が可能
① 無理をしない
●無理に歩幅・スピードを上げない
●今の脳状態に合った歩き方を尊重
② 「歩く量」を増やす(最重要)
●WHO推奨:週150分
●30分×5回
●10分×3回でもOK
●完璧を目指さず「継続」が大切
③ 正しい基本姿勢
●背筋を軽く伸ばす
●視線は少し前
●かかと着地
●腕は軽く自然に振る
④ デュアルタスク歩行を取り入れる
●しりとりをしながら歩く
●動物・花の名前を考えながら歩く
●楽しく・安全第一で行う
⑤ 余裕があればインターバル歩行
●早歩き1~3分
●ゆっくり歩き2~3分
●交互に繰り返す
👉 心肺機能向上 → 脳にも良い影響
●認知症のサインは物忘れだけではない
●歩き方は「第6のバイタルサイン」
●早く気づけば、対策できる
●歩くことは無料でできる最高の予防薬