◆ 尿管結石とは?
・腎臓から膀胱へつながる「尿管」にできる石(結石)のこと。
・突然、背中やお腹に激しい痛みが起こる。
・一度なると再発しやすく、7~8割の人が繰り返す。
◆ 原因
・おしっこの中のミネラル(カルシウム、尿酸など)が結晶になって石になる。
・尿が濃くなったり、酸性・アルカリ性に偏りすぎるとできやすい。
・代表的な石は「シュウ酸カルシウム結石」。
◆ 食べ物との関係
・シュウ酸が多い食品(ほうれん草、チョコ、ナッツなど)を取りすぎると石ができやすい。
・尿酸結石は、肉や甘い飲み物をよく摂る人に多い(痛風とも関連)。
◆ 予防のポイント(重要!)
1.水をたくさん飲む
→ 尿を薄めて石を作りにくくする。
2.マグネシウムを意識して摂る
→ カルシウムとのバランスが大切。
→ アーモンドや野菜に多い。
3.運動する
→ 座りっぱなしは石ができやすい。
4.カルシウムをしっかり摂る
→ シュウ酸と結びついて体に吸収されにくくなる。
5タンパク質をとりすぎない
→ 肉類の食べ過ぎに注意(体重1kgあたり1g程度に)。
6.大豆製品は「発酵食品」を選ぶ
→ 納豆や味噌などはOK。
→ 発酵してない豆乳や豆腐は控えめに。
7甘いもの・加工食品を控える
→ 体が酸性になりやすく、石ができやすくなる。
◆ 最後に
・尿管結石は非常に痛く、再発も多い病気。
・日頃の食事や水分摂取、運動などの生活習慣が予防のカギ。
・予防の意識を持って、健康を守りましょう!