尿管結石について

2025年10月13日 14:54
カテゴリ: 生活習慣病

◆ 尿管結石とは?

・腎臓から膀胱へつながる「尿管」にできる石(結石)のこと。

・突然、背中やお腹に激しい痛みが起こる。

・一度なると再発しやすく、7~8割の人が繰り返す。

◆ 原因

・おしっこの中のミネラル(カルシウム、尿酸など)が結晶になって石になる。

・尿が濃くなったり、酸性・アルカリ性に偏りすぎるとできやすい。

・代表的な石は「シュウ酸カルシウム結石」。

◆ 食べ物との関係

・シュウ酸が多い食品(ほうれん草、チョコ、ナッツなど)を取りすぎると石ができやすい。

・尿酸結石は、肉や甘い飲み物をよく摂る人に多い(痛風とも関連)。

◆ 予防のポイント(重要!)

1.水をたくさん飲む
→ 尿を薄めて石を作りにくくする。

2.マグネシウムを意識して摂る
→ カルシウムとのバランスが大切。
→ アーモンドや野菜に多い。

3.運動する
→ 座りっぱなしは石ができやすい。

4.カルシウムをしっかり摂る
→ シュウ酸と結びついて体に吸収されにくくなる。

5タンパク質をとりすぎない
→ 肉類の食べ過ぎに注意(体重1kgあたり1g程度に)。

6.大豆製品は「発酵食品」を選ぶ
→ 納豆や味噌などはOK。
→ 発酵してない豆乳や豆腐は控えめに。

7甘いもの・加工食品を控える
→ 体が酸性になりやすく、石ができやすくなる。

◆ 最後に

・尿管結石は非常に痛く、再発も多い病気。

・日頃の食事や水分摂取、運動などの生活習慣が予防のカギ。

・予防の意識を持って、健康を守りましょう!

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