1.マイクロプラスチックは
身近に存在している
●空気、水、食品など、
さまざまなところに
含まれている。
●実際に調査では、
健康な人の便からほぼ全員、
マイクロプラスチックが
検出された。
●一部は便として排出される一方、
非常に小さいもの
(ナノプラスチックなど)は
腸から吸収され、
体内に入り込む可能性がある。
●血管や肝臓、腎臓、脳などから
マイクロプラスチックが
検出された研究も紹介されている
●ただし、こうした検出と病気・
死亡リスクとの関係については、
研究段階の部分もある。
3.そこで注目されたのが
「発酵食品の菌」
●キムチなどに含まれる
乳酸菌の一部には、
マイクロプラスチックを
表面にくっつける性質が
あることが実験で確認された。
●特にキムチ由来の菌では、
腸内に近い環境でも
マイクロプラスチックを
ある程度つかみ続けた。
4.菌がプラスチックを
分解するわけではない
●菌がプラスチックを
溶かしたり分解したり
するのではなく、
菌の表面にプラスチックが
くっつく。
●その状態で腸内を移動し、
便と一緒に外へ出る、
というイメージ。
●マウスに特定の菌を与えると、
便中に排出される
ナノプラスチックが増えた
●過去には、同じような仕組みで、
カドミウムなどの
有害物質の吸収を抑え、
便への排出を増やす研究もあった
6.すべての菌が同じ働きを
するわけではない
●キムチ、納豆、味噌、漬物などの
発酵食品を日常的に食べる
●食物繊維も腸の動きを助けるため、
菌がつかまえたものを
便として排出するうえで
役立つ可能性がある。
8.ただし、マイクロプラスチックを
完全に防げるわけではない
●発酵食品を食べれば
マイクロプラスチックを
除去できると
確定したわけではない。
●研究の多くは実験や
動物実験の段階なので、
人間でどの程度効果が
あるのかは今後の研究が必要。