「認知症と歯周病の意外な関係
― 脳を守るための口腔ケアとは」
近年の研究で、
アルツハイマー型認知症の
原因の一つとして
アミロイドβ(ベータ) という
異常なたんぱく質が注目されています
●脳の神経細胞同士はネットワークを
作って情報を伝えている
●アルツハイマー病患者の脳では
アミロイドβが蓄積している
●この蓄積が神経細胞の働きを妨げ、
認知機能低下につながると考えられている
認知症の「黒幕」歯周病菌
特に
●ジンジバリス菌
(Porphyromonas gingivalis)
という歯周病の原因菌が
問題視されています。
研究では、
●歯周病菌がアミロイドβの産生を促す
●歯周病菌やその毒素が血流に
乗って脳へ到達する可能性がある
ことが示されています。
歯周病になると、
●歯ぐきに炎症が起こる
●血管が傷つく
●歯周病菌が血液中に入り込む
●全身を巡る
●脳にも影響を与える
という流れが考えられています。
さらに動物実験では、
●歯周病菌を感染させたマウスで
●脳内のアミロイドβが増加した
という結果も報告されています。
以下に当てはまる数を確認します。
1. 歯磨きで出血する
2. 朝起きると口がネバネバする
3. 口臭が気になる・指摘された
4. 歯ぐきが赤い、腫れている
5. 歯ぐきを押すと痛い・膿が出る
6. 歯がしみる
7. 歯の間に食べ物が詰まりやすい
8. 歯が長くなった気がする
(歯ぐきが下がった)
9. 歯がぐらつく
10. 1年以上歯科受診していない
判定の目安
●3項目以上:歯周病の可能性あり
●5項目以上:歯周病の可能性が高い
●女性ホルモンの減少
●歯ぐきの血流低下
●骨の弱化
などにより、40〜60代以降の女性は
歯周病リスクが高まる可能性があります
① 夜の歯磨きを最優先
寝ている間は唾液が減るため、
●細菌が増殖しやすい
●朝より夜の歯磨きが重要
とされています。
② 歯磨き時間は約3分
目安は
●2〜5分程度
●理想は約3分
短すぎると磨き残しが増え、
長すぎると歯や歯ぐきを
傷つける可能性があります。
③ フロスを使う
歯ブラシだけでは
取り切れない汚れがあるため、
●デンタルフロスを使用する
●週2〜3回以上が推奨
●可能なら毎日
認知症予防として、
●脳トレ
●運動
●睡眠
●サプリメント
も大切ですが、
「口の健康(特に歯周病対策)」が
脳の健康にも関係している可能性がある