ハンタウイルスとクルーズ船集団感染について

2026年05月07日 21:41

ハンタウイルスとは

主にネズミなどのげっ歯類が
持つウイルスです。

人に感染すると、重い呼吸器疾患や
腎障害を引き起こすことがあります。

どうやって感染するのか
主な感染源は、感染したネズミの:
* 尿
* 糞
* 唾液
です。
これらが乾燥すると、
ウイルスを含む粉じんが空気中に舞い、
それを吸い込むことで感染します。

主な病気は2種類

①腎症候性出血熱(HFRS)

主に:* アジア* ヨーロッパ
で発生します。

主な症状:
10〜20日の潜伏期間の後、
* 高熱
* 頭痛
* 腰痛
* 嘔吐
* 出血傾向
* 腎不全

重症化するとショックや多臓器不全を
起こすことがあります。

致死率は約3〜15%です。

②ハンタウイルス肺症候群(HPS)

主に:* 北米* 南米
で発生します。

初期は風邪に似ていますが、
その後急速に:
* 呼吸困難
* 肺水腫
* 呼吸不全
へ進行することがあります。

致死率は約40〜50%と非常に高く、
重症感染症として知られています。

感染すると・・
サイトカインストームなどにより
血管内皮細胞(血管の内側を覆う細胞)が
障害されることが、
重症化の中心的なメカニズムと
考えられています。
サイトカインストームについては↓
https://www.tommy-ds.com/blog/178439/

種類
ハンタウイルス属(Orthohantavirus)
    * ハンタンウイルス
    * シンノンブレウイルス
    * プーマラウイルス
    * アンデスウイルス
    * など

多くのハンタウイルスは:
* ネズミ → 人
    が主な感染経路で、
* 人 → 人
    感染はほぼ起こりません

しかしアンデスウイルスは例外的に
* 人から人への感染
    が確認されています。
今回のクルーズ船は、この可能性が大

このため特に警戒されています。

治療法

現在、確立した特効薬はありません。

予防法

最も重要なのは、ネズミの排泄物に
触れたり吸い込んだりしないことです。

特に掃除時は:

* 換気する
* マスク・手袋着用
* アルコール消毒液で湿らせる
* ほうきや掃除機を使わない

ことが推奨されています。


日本での状況

日本では現在ほとんど
発生していませんが、
過去には都市部で流行例がありました。
海外由来の感染症として警戒されています。

最近の話題

2026年にはクルーズ船
「MVホンディウス号」で
集団感染が報告され、
7人感染・3人死亡とされています。
人から人へ感染する可能性のある
アンデスウイルス系統が疑われています。

最も重要

いろいろな情報に振り回されず、
まずは正しい情報を確認し、
過度に慌てないことも大切です。

基本的な感染対策や体調管理を
落ち着いて続け免疫力を上げる事が
結果的に一番の予防につながります。

免疫力を保つには、
まず「睡眠」が重要です。
加えて、発酵食品や食物繊維で
腸内環境を整えること、
適度な運動、体を冷やさないこと、
ストレスを溜めすぎないことが
基本になります。

特別な食品より、
日々の生活習慣の積み重ねが大切です。

ウイルス対策の基本になる栄養素

https://www.tommy-ds.com/blog/170240/

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