主にネズミなどのげっ歯類が
持つウイルスです。
人に感染すると、重い呼吸器疾患や
腎障害を引き起こすことがあります。
どうやって感染するのか
主な感染源は、感染したネズミの:
* 尿
* 糞
* 唾液
です。
これらが乾燥すると、
ウイルスを含む粉じんが空気中に舞い、
それを吸い込むことで感染します。
主な病気は2種類
①腎症候性出血熱(HFRS)
主に:* アジア* ヨーロッパ
で発生します。
主な症状:
10〜20日の潜伏期間の後、
* 高熱
* 頭痛
* 腰痛
* 嘔吐
* 出血傾向
* 腎不全
重症化するとショックや多臓器不全を
起こすことがあります。
致死率は約3〜15%です。
②ハンタウイルス肺症候群(HPS)
主に:* 北米* 南米
で発生します。
初期は風邪に似ていますが、
その後急速に:
* 呼吸困難
* 肺水腫
* 呼吸不全
へ進行することがあります。
致死率は約40〜50%と非常に高く、
重症感染症として知られています。
感染すると・・
サイトカインストームなどにより
血管内皮細胞(血管の内側を覆う細胞)が
障害されることが、
重症化の中心的なメカニズムと
考えられています。
サイトカインストームについては↓
https://www.tommy-ds.com/blog/178439/
種類
ハンタウイルス属(Orthohantavirus)
* ハンタンウイルス
* シンノンブレウイルス
* プーマラウイルス
* アンデスウイルス
* など
多くのハンタウイルスは:
* ネズミ → 人
が主な感染経路で、
* 人 → 人
感染はほぼ起こりません
しかしアンデスウイルスは例外的に
* 人から人への感染
が確認されています。
今回のクルーズ船は、この可能性が大
このため特に警戒されています。
治療法
現在、確立した特効薬はありません。
予防法
最も重要なのは、ネズミの排泄物に
触れたり吸い込んだりしないことです。
特に掃除時は:
* 換気する
* マスク・手袋着用
* アルコール消毒液で湿らせる
* ほうきや掃除機を使わない
ことが推奨されています。
日本での状況
日本では現在ほとんど
発生していませんが、
過去には都市部で流行例がありました。
海外由来の感染症として警戒されています。
最近の話題
2026年にはクルーズ船
「MVホンディウス号」で
集団感染が報告され、
7人感染・3人死亡とされています。
人から人へ感染する可能性のある
アンデスウイルス系統が疑われています。
最も重要
いろいろな情報に振り回されず、
まずは正しい情報を確認し、
過度に慌てないことも大切です。
基本的な感染対策や体調管理を
落ち着いて続け免疫力を上げる事が
結果的に一番の予防につながります。
免疫力を保つには、
まず「睡眠」が重要です。
加えて、発酵食品や食物繊維で
腸内環境を整えること、
適度な運動、体を冷やさないこと、
ストレスを溜めすぎないことが
基本になります。
特別な食品より、
日々の生活習慣の積み重ねが大切です。