1. 糖質と脂質、血糖値の誤解
・一般的に「糖質を摂ると血糖値が急上昇する=悪」と考えられがち。
・瞬間的な血糖値の上昇は問題ではなく、糖尿病の本質は インスリン抵抗性 にある。
・脂質(特に悪い油)は血糖値をじわじわ上げるだけでなく、インスリン抵抗性を高める原因になる。
2. 糖尿病治療の基本
・食事が最も重要。
・食事管理の順序:
①総カロリー
②PFCバランス(タンパク質・脂質・糖質)
③食べるものの質(脂質の種類など)
3. インスリン抵抗性とカロリー
・過剰なカロリー摂取や肥満、筋肉量不足はインスリン抵抗性を高める。
・瞬間的な血糖値だけで判断せず、日々の血糖値コントロールが重要。
4. PFCバランスのポイント
・炭水化物だけを極端に減らすと血糖値スパイクを起こしやすくなる。
・日本人の場合、炭水化物4:脂質3:タンパク質3 くらいが目安。
・極端な糖質制限や脂質の取りすぎは危険。
5. 油の種類と健康リスク
避けるべき油
・トランス脂肪酸:マーガリン、ショートニング、ドーナッツ、ファーストフード
・悪玉コレステロール(LDL)を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減らす
・動脈硬化や心疾患のリスクを高める
・動物性脂肪:脂身の多い豚肉・牛肉、バター、チーズ、ベーコン
・体内の慢性炎症やインスリン抵抗性の原因
推奨する油
・植物性油:オリーブオイル、ナッツ類、大豆油
・魚由来オメガ3脂肪酸:サーモン、サバ、イワシ、マグロ
・糖質制限と組み合わせると体に良い効果が期待できる
・ただし摂りすぎはインスリン抵抗性の原因になるので注意
6. 食事と糖尿病治療薬の活用
・GLP-1受容体作動薬(マンジャロ、オゼンピックなど)で一時的に食欲を抑え、血糖値を改善可能。
・油の質を意識した食事に切り替えることで、薬に頼らず糖尿病を改善できる場合もある。
7. 実践アドバイス
・唐揚げマヨネーズや動物性油中心の食事は血糖値改善には逆効果。
・植物性・魚由来油を中心に摂る糖質制限が理想。
・BMIが25を超えている場合は、脂質の摂りすぎに注意。
・「血糖値スパイク」という単語に惑わされず、日常的なインスリン抵抗性の改善を意識する。
まとめると、糖質を極端に避けるよりも、脂質の質を重視したバランスの取れた食事 が糖尿病改善のカギであり、瞬間的な血糖値だけで食事を判断するのは間違いです。