🔹 皮膚がんとは?
・皮膚にできるがんの総称で、種類によって進行の速さや悪性度が異なる。
・主な種類は以下の3つ:
1.基底細胞がん(比較的おとなしい)
2.有棘細胞がん(転移のリスクあり)
3.悪性黒色腫(メラノーマ)(非常に悪性度が高い)
🔹 絶対に見逃してはいけない皮膚がんのサイン
1.顔に新しくできたでこぼこしたイボ
→ 基底細胞がんの可能性あり
→ 出血しやすい・中心がへこむ・周囲が盛り上がる形状は注意
2.硬く盛り上がったイボやシミ
→ 有棘細胞がんの疑い
→ 昔の傷跡や赤くカサカサした「日光角化症」から進行することも
🔹 最も警戒すべき皮膚がん:悪性黒色腫(メラノーマ)
・非常に凶悪で進行が早く、転移しやすい
・特に日本人は足の裏、手のひら、爪の下にできやすい
・ABCDEルールでセルフチェックを!
🔸 ABCDEルール(メラノーマのセルフチェック法)
項目 意味 要注意ポイント
A:Asymmetry(非対称性)/ 左右非対称な形
B:Border(境界) / 境界がぼやけて不明瞭
C:Color(色) / 色ムラがある、黒・茶・赤など混在
D:Diameter(直径) / 直径6mm以上(鉛筆の消しゴムくらい)
E:Evolving(変化) / 大きさ・色・形が変化している
🔹 皮膚がんを予防するには
・原因の大半は紫外線
・日光を完全に避けるのではなく、過剰な曝露を防ぐことが重要
✅ 紫外線対策のポイント
1.日焼け止めを毎日塗る(曇りや冬でも)
2.帽子・長袖・サングラスなどで物理的に防御
3.10時〜14時の強い日差しの時間帯を避ける