❌ 長期服用を避けたい薬5選とその理由:
1. 痛み止め(NSAIDs:ロキソニン、ボルタレン、イブなど)
・✅ メリット:一時的な痛みを抑える
・❌ 長期服用のリスク:
・心不全のリスク上昇(20%以上)
・胃腸障害(潰瘍・出血・穿孔)
・腎機能低下・むくみ
・🔁 対応策:痛みの根本にアプローチ(例:リハビリ・体重管理など)
2. スタチン(コレステロールを下げる薬)
・✅ メリット:心臓発作のリスクを相対的には30〜40%減らす
・❌ 実際のリスク減少は絶対的にはわずか1%程度
・❌ 副作用:筋肉障害(横紋筋融解)、ミトコンドリア機能低下、脳卒中リスク増
・🔁 対応策:食事・運動などで生活習慣を見直す
3. 睡眠薬(ゾルピデム/マイスリーなど)
・✅ メリット:一時的な不眠の対処に有効
・❌ 副作用:
・転倒・骨折のリスク(高齢者に多い)
・眠気・健忘・幻覚など
・依存・離脱症状
・🔁 対応策:
・行動療法(睡眠衛生の改善)
・眠るより「起きてる時間の質」を重視
4. SGLT2阻害薬(糖尿病薬)
・✅ メリット:血糖値低下、腎・心血管保護
・❌ 副作用:
・尿路感染・陰部感染症のリスク
・脱力・無気力
・エネルギー不足感
・🔁 対応策:食事・運動療法での血糖コントロールを目指す
5. 胃酸を抑える薬(PPI:プロトンポンプ阻害薬)
・✅ メリット:胃潰瘍や逆流性食道炎の症状を抑える
・❌ 長期使用によるリスク:
・栄養吸収不良(B12・カルシウム・鉄など)
・肺炎、骨粗しょう症、胃がんリスク
・🔁 対応策:
・食事・体重管理で逆流予防
・水を飲むだけでも症状が緩和されることも
🎯 結論:
薬が必要な時期はあるけれど、漫然と長期間飲み続けるのは危険。
可能であれば、生活習慣を見直し、根本的な改善を目指すことが大切。