長期間の服用を避けたい5つの薬

2025年08月27日 11:22
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❌ 長期服用を避けたい薬5選とその理由:
1. 痛み止め(NSAIDs:ロキソニン、ボルタレン、イブなど)

・✅ メリット:一時的な痛みを抑える

・❌ 長期服用のリスク:

 ・心不全のリスク上昇(20%以上)

 ・胃腸障害(潰瘍・出血・穿孔)

 ・腎機能低下・むくみ

・🔁 対応策:痛みの根本にアプローチ(例:リハビリ・体重管理など)

2. スタチン(コレステロールを下げる薬)

・✅ メリット:心臓発作のリスクを相対的には30〜40%減らす

・❌ 実際のリスク減少は絶対的にはわずか1%程度

・❌ 副作用:筋肉障害(横紋筋融解)、ミトコンドリア機能低下、脳卒中リスク増

・🔁 対応策:食事・運動などで生活習慣を見直す

3. 睡眠薬(ゾルピデム/マイスリーなど)

・✅ メリット:一時的な不眠の対処に有効

・❌ 副作用:

 ・転倒・骨折のリスク(高齢者に多い)

 ・眠気・健忘・幻覚など

 ・依存・離脱症状

・🔁 対応策:

 ・行動療法(睡眠衛生の改善)

 ・眠るより「起きてる時間の質」を重視

4. SGLT2阻害薬(糖尿病薬)

・✅ メリット:血糖値低下、腎・心血管保護

・❌ 副作用:

 ・尿路感染・陰部感染症のリスク

 ・脱力・無気力

 ・エネルギー不足感

・🔁 対応策:食事・運動療法での血糖コントロールを目指す

5. 胃酸を抑える薬(PPI:プロトンポンプ阻害薬)

・✅ メリット:胃潰瘍や逆流性食道炎の症状を抑える

・❌ 長期使用によるリスク:

 ・栄養吸収不良(B12・カルシウム・鉄など)

 ・肺炎、骨粗しょう症、胃がんリスク

・🔁 対応策:

 ・食事・体重管理で逆流予防

 ・水を飲むだけでも症状が緩和されることも

🎯 結論:

薬が必要な時期はあるけれど、漫然と長期間飲み続けるのは危険。
可能であれば、生活習慣を見直し、根本的な改善を目指すことが大切。

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