関節リウマチの正しい理解と対策

2025年06月21日 16:44

🔶 1. 関節リウマチとは?
・自己免疫疾患の一種で、免疫が誤って自分の関節を攻撃し、滑膜(かつまく)に炎症を起こす。

・進行すると指の変形、肺や心臓の合併症も引き起こし、命に関わることも。

・日本では50万〜100万人が罹患。

・女性に多く、特に40代がピーク。

🔶 2. 意外な症状4つ
・朝の手のこわばり(30分以上)
 → 指・手首の対称的な痛み、むくみが特徴。

・皮膚のしこり(リウマトイド結節)
 → 肘・後頭部・膝などにできやすい。

・全身症状
 → だるさ、微熱、体重減少など。

・止まらない咳
 → 間質性肺炎を合併するケースも。

🔶 3. 治療と診断
・レントゲン、血液検査、エコーなどで診断。

・早期治療が重要:治療薬には生物学的製剤、ステロイドなど。

🔶 4. 予防・悪化防止の生活習慣4つ
・禁煙
 → 血管と免疫に悪影響、治療薬の効果も下がる。

・免疫を整える生活
 → ビタミンD・カルシウム摂取、歯周病ケア、睡眠と休息。

・物理療法
 → 温める(炎症が軽い時)、冷やす(炎症が強い時)を使い分け。

・関節に負担をかけない
 → 洋式トイレ・椅子生活、サポーターの活用。

📚 まとめ
関節リウマチは関節だけでなく全身に影響する病気。早期診断と適切な生活習慣・治療により、重症化や合併症を防げます。
自身や家族に気になる症状があれば、早めの受診をおすすめします。 

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