歯周病菌との関連が示唆されている主な疾患

2025年06月18日 17:03
カテゴリ: 口内環境

① 歯周病菌が心臓に
      悪影響を与える

歯周病の原因菌
「ポルフィロモナス・ジンジバリス」
は歯茎から血管を
通じて心臓に侵入し、
心臓の電気信号の通り道を
繊維化させて不整脈(心房細動)を
引き起こすことが、
広島大学の研究で明らかにされた。

感染したマウスでは、
不整脈の発生率が6倍に増加した。

② 歯周病菌は認知症や糖尿病、
      がんのリスクも高める

歯周病菌が多いと、
認知機能の低下や
アルツハイマー型認知症のリスクが
高まる傾向がある。

さらに、
歯周病がインスリン抵抗性を
高めて糖尿病の発症リスクを
4倍にするほか、
最近ではすい臓がんや大
腸がんとの関連も指摘されており、
全身疾患と深く関係している。

③ 毎日の口腔ケアが
     将来の健康を守るカギ

歯周病は予防・改善が可能な病気であり、
正しい歯磨きやフロス、
定期的な歯科受診を行うことで
 ●心臓病
 ●糖尿病
 ●認知症
 ●がん
のリスクを下げることができる。

口腔ケアは「全身の健康への投資」
として非常に重要だと
結論づけられています。

歯周病菌との関連が示唆されている主な疾患

🧠 神経系疾患

 ●アルツハイマー病

  ●歯周病菌(特にP. gingivalis)
   の毒素が脳に到達し、
   神経炎症やアミロイドβ沈着に
   関与するとされる。

❤️ 循環器疾患

 ●動脈硬化

 ●心筋梗塞

 ●脳梗塞

 ●心内膜炎

  ●歯周病菌が血流を通じて
   血管や心臓に影響を
   及ぼす可能性がある。

🫁 呼吸器疾患

 ●誤嚥性肺炎

 ●慢性閉塞性肺疾患(COPD)

  ●高齢者などで、
   口腔内細菌が気道に入り
   感染の原因となる。

🩸 代謝疾患

 ●糖尿病(特に2型)

  ●歯周病がインスリン抵抗性を
   悪化させ、
   糖尿病の悪化因子となる。

  ●糖尿病もまた歯周病の
   リスク因子であり、
   相互関係がある。

♀ 妊娠関連疾患

 ●早産

 ●低体重児出産

  ●歯周病による
   炎症性サイトカインが
   胎盤に影響を及ぼすと
   考えられています。

🦴 骨関連疾患

 ●骨粗鬆症

  ●骨代謝異常との関係が
   示唆されており、
   歯槽骨吸収が
   進行することがある。

🧬 その他の疾患

 ●関節リウマチ

  ●P. gingivalisが
   抗CCP抗体産生の誘因に
   なる可能性。

 ●メタボリックシンドローム

 ●慢性腎疾患

 ●がん
 (特に膵がん、口腔がん、食道がんなど)

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