❖腰痛と注意すべき4つのタイプ

2025年06月10日 18:04
カテゴリ: 関節・ひざ痛み

腰痛は日本人の3〜4人に1人が
経験しており、
特に女性に多く
「国民病」とも言われます。

しかし、
なかには放置すると
危険な腰痛も存在します。

ここでは特に注意が必要な
4つの腰痛とその特徴を紹介します。

尿管結石による腰痛

●特徴:
 突然の激しい背中や腰の痛み

●原因:
 腎臓から膀胱へつながる尿管に
 石が詰まり、けいれんを
 起こして強い痛みを生じる

●注意点:
 自然排出する場合もあるが、
 放置すると感染や
 腎機能低下の恐れあり

●対応:
 早めに受診し、
 必要に応じて衝撃波治療などの
 医療介入を受ける

【2】大動脈解離による腰痛

●特徴:
 突発的な背中の激痛。
 場合によっては
 違和感程度のこともある

●原因:
 心臓から出る大動脈が
 裂けることで、
 血流が乱れ命に関わる事態に

●注意点:
 即時対応が必要。
 放置すれば突然死のリスクも

●対応:
 救急受診を。
 CT検査や外科的治療が
 必要なケースもある

【3】膵臓がん
 (または膵炎)による腰痛

●特徴:
 左後ろに慢性的な背中の痛み。
 膵炎では急性の背中の痛みも

●原因:
 膵臓は背中寄りにあるため、
 腫瘍や炎症があると
 背中に痛みを感じやすい

●注意点:
 整形外科では見逃される
 こともあるため、
 内科的な評価も必要

●対応:
 慢性的で原因不明の
 背中の痛みが続く場合は
 総合診療科や内科受診を

【4】がんの骨転移による腰痛

●特徴:
 体を動かしたときに強くなる
 腰や背中の痛み(動作時痛)

●原因:
 乳がん、前立腺がんなどが
 骨に転移することで
 骨に病変を起こす

●注意点:
 X線で写らないこともあり、
 MRIなど精密検査が必要

●対応:
 慢性的な痛みがある場合は、
 がんの可能性も念頭に置き専門科へ

腰痛は痛みの種類・背景で見極める

●多くの腰痛は命に関わらないが、
 突発的な強い痛みや原因不明で
 慢性的な痛みは注意。

●単なる筋肉・骨格の異常だけでなく、
 神経や痛みの感じ方の変化
 (痛覚過敏)も原因になる。

●適切な診断・専門医の判断が重要。
 整形外科だけでなく、
 内科や総合診療科、
 ペインクリニックも選択肢に。

まとめ

腰痛は身近な症状ですが、
中には放置すると命に関わる
重大な病気が隠れていることもあります。

特に以下のような症状がある場合は、
すぐに専門医に相談しましょう。

●突然の激しい背中の痛み

●慢性で原因不明の腰痛

●動作時に強くなる痛み

●腰を痛めるきっかけがない痛み

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