1. 糖尿病は「食後の血糖値」から始まる
多くの人は、
糖尿病になるまで血糖値の変化を
よく知らないと言われています。
糖尿病の初期では、
空腹時血糖値は正常でも、
食後の血糖値だけが
大きく上がることが多いのが特徴です。
●空腹時血糖値:70~110が正常
●初期糖尿病:空腹時は正常でも
食後血糖が200以上になることがある
この段階は健康診断では見つかりにくく、
「隠れ糖尿病」と呼ばれることもあります。
日本人は欧米人と比べて
●膵臓(インスリン分泌力)が弱い
●太る前に血糖値が上がりやすい
という特徴があります。
そのため
あまり太っていなくても
糖尿病になる人が多いと言われています。
実際、
日本の2型糖尿病患者の平均BMIは25未満
(肥満ではない)という報告もあります。
糖尿病が進む3つの段階
①初期
●空腹時血糖:正常
●食後血糖:急上昇
ここが糖尿病のスタート地点です。
原因は主に
1.筋肉が糖を使えない
2.肝臓が糖を出しすぎる
3.膵臓や肝臓が疲れている
特に重要なのがインスリン抵抗性
これは
「インスリンが出ているのに効かない状態」
②中期
血糖値が下がりにくくなります。
イメージとしては、血糖=借金
食事で糖が増える
↓
返済(処理)が間に合わない
↓
次の食事が来る
こうして血糖値が徐々に高くなります。
③重症
空腹時血糖も高くなります。
例
●空腹時血糖:140~150
●HbA1c:10%以上
この段階になると糖尿病の合併症が進みます。
「神・目・腎」で覚えます。
①神経
●足のしびれ
●感覚障害
●最悪は足の切断
②目
●網膜症
●眼底出血
●失明
③腎臓
●タンパク尿
●腎不全
●人工透析
血糖コントロールが悪い状態が
続くと合併症が進む確率が
毎年10〜15%ほど上がるとされています。
糖尿病は次の要素が
組み合わさって起こります。
①遺伝
両親が糖尿病だと発症リスクが高い。
②年齢
年齢が上がるほど発症率は増える。
③生活習慣
●食事
●運動
●薬
①運動
おすすめは
●有酸素運動
●筋トレ
両方が重要です。
🔶有酸素運動
●カロリー消費
●血糖を下げる
30分の運動で約2日間血糖が
下がりやすくなる
🔶筋トレ
●筋肉量を増やす
●インスリン抵抗性を改善
特に
下半身トレーニング(スクワット)
が効果的です。
理由
人の筋肉の約70%が脚にあるため。
②食事
重要な順番は次の通り。
1.総カロリー
2.PFCバランス
3.食品の質
PFCバランス
●P:タンパク質
●F:脂質
●C:炭水化物
糖質だけ減らせば
良いわけではありません。
また
糖質+脂質を同時に多く摂ると
血糖値が長時間高くなりやすい
という特徴があります。
③薬
糖尿病の薬は近年大きく進歩しています。
ただし
●自分に合う薬か
●作用は何か
を理解することが重要です。
糖尿病は突然起こる病気ではなく
1.食後血糖の上昇
2.血糖が下がりにくくなる
3.空腹時血糖も上がる
という段階を経て進行します。
原因は
●遺伝
●年齢
●生活習慣
の組み合わせ。
予防と改善の基本は
食事・運動・薬の3本柱です。
一度、ご自分の血糖値の流れを
見える化するのも良いかと思います。
*FreeStyleリブレ2
(スマホで24時間見る事が出来ます。)