コレステロール薬の副作用と食事での改善法

2026年02月20日 11:59

1. 高コレステロールは放置すると危険

・日本人の約4人に1人が脂質異常症と指摘されている

・自覚症状がほとんどないため放置されやすい

・しかし放置すると動脈硬化が進行

・結果として

 ・心筋梗塞

 ・脳梗塞
  など命に関わる病気の原因になる

そのため、必要に応じて薬が処方されます。

2. 主に使われる「スタチン系」薬とは

脂質異常症で最もよく使われるのがスタチン系薬です。

代表的な薬
ストロングスタチン(効果が強い)

・ロスバスタチン

・ピタバスタチン

・アトルバスタチン

スタンダードスタチン(効果はやや穏やか)

・シンバスタチン

・プラバスタチン

作用:
肝臓でコレステロールを作る酵素を抑え、悪玉(LDL)コレステロールを減らす。

3. スタチン系薬の主な副作用(4つ)
① 肝機能障害

・肝臓の数値(AST・ALTなど)が上昇

・アルコール摂取で悪化しやすい

👉 対策:アルコールを控える

② 筋肉痛(CK値上昇)

・筋肉のエネルギー代謝に影響

・筋肉痛やだるさが出る

👉 対策:

・水分をしっかりとる

・軽いストレッチ

③ 消化器症状

・便秘

・胃もたれ

・下痢

👉 服用時間を朝に変更すると改善する場合あり
※自己判断で変更せず、必ず医師に相談

④ 横紋筋融解症(最も危険)
どんな病気?

筋肉が壊れ、その成分が血液中に流れ出す

→ 腎臓を傷つけ
→ 急性腎障害
→ 最悪の場合、命に関わる

症状

・強い筋肉痛

・脱力感

・茶色い尿

⚠️ この症状が出たらすぐ受診

リスクが高い人

・高用量で服用

・複数のコレステロール薬を併用

・腎機能低下

・一部の抗菌薬や抗真菌薬との併用

※ストロングスタチンの方がリスクは高い

4. 薬に頼らないコレステロール改善法(食事編)
① 野菜を増やす(特に水溶性食物繊維)

水溶性食物繊維は
→ コレステロールを絡め取って排出

多い食材:

・ごぼう

・にんじん

・オクラ

・海藻類

👉 水にさらしすぎないのがポイント

② 調理油を変える
避けたい:飽和脂肪酸(動物性)

・バター

・ラード

おすすめ:不飽和脂肪酸(植物性)

・オリーブオイル

・菜種油

👉 オリーブオイルはLDLを下げ、HDLを増やす効果が期待

③ 青魚を食べる

青魚に含まれる

・EPA

・DHA

効果:

・中性脂肪を下げる

・LDL低下

・HDL増加

例:

・サバ

・イワシ

・サンマ

👉 サバ缶でもOK

④ 大豆製品を取り入れる

・豆腐

・納豆

・味噌

効果:

・水溶性食物繊維

・イソフラボンがLDLを低下

特に納豆は血栓予防にも効果的

⑤ おやつをナッツに変える

ナッツには

・不飽和脂肪酸

・ビタミンE

効果:

・LDL低下

・血圧改善

・血管機能改善

⚠️ 洋菓子やスナック菓子は

・トランス脂肪酸

・大量の砂糖
 が多く、コレステロールを悪化させる

5. まとめ

✔ コレステロールが高い状態は放置しない
✔ スタチン系薬には副作用があることを知っておく
✔ 異常を感じたらすぐ医師へ相談
✔ できれば食事改善で薬を減らせるのが理想

大切なのは「薬を怖がること」ではなく、正しく理解すること。

少しずつ生活習慣を整えながら、無理なく改善していきましょう。

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