冷え性・低体温

2026年01月25日 11:30

① 体温は重要な健康指標

・体温は血圧や体重と同じく重要な健康バロメーター

・午後2〜8時が最も体温が高い

・この時間帯で36.5℃未満 → 低体温の可能性大

② 低体温が「万病の元」な理由
● 体温の種類

・表面体温:皮膚・手足(外気の影響を受けやすい)

・深部体温:内臓・脳(37〜38℃が理想)

→ 表面体温が下がると深部体温も下がる

● 低体温による悪影響

・酵素の働きが低下(代謝が落ちる)

・免疫力低下(36.5℃から1℃下がると免疫力30%低下)

・血流悪化 → 栄養・酸素が届かない

・老廃物が溜まり、病気・慢性炎症の原因に

・がん細胞が増えやすい環境になる

・脳血流低下 → うつ・不安・パニック障害のリスク上昇

③ 冷え・低体温の主な原因

・栄養不足(特に以下)

 ・マグネシウム不足

 ・タンパク質不足

 ・鉄不足

・ストレス過多(交感神経優位)

・糖質の摂りすぎ(血糖値スパイク)

・塩分の控えすぎ(※精製塩ではなく「天然塩」が重要)

④ 低体温改善の最重要栄養素①
マグネシウム

役割

・体温調節・血流改善

・ATP(エネルギー)産生に必須

・ミトコンドリアを活性酸素から守る

・ストレスホルモン(コルチゾール)抑制

不足原因

・白米・白パン・砂糖・加工食品中心の食生活

・ストレス

・汗(特に夏)

● 最も効果的な補給法:マグネシウム入浴

・塩化マグネシウム(例:にがり系)

・200mlを湯船に入れて10分、毎日

・効果:

 ・手足の冷え改善

 ・睡眠の質向上

 ・肩こり・腰痛改善

 ・便秘改善

・夏でも必須(汗で流出するため)

⑤ 体温を維持する栄養素②
タンパク質

重要な理由

・筋肉=熱を作る工場

・酵素・ホルモン・免疫細胞の材料

・食事誘発性熱産生(DIT)が最も高い(約30%)

目安

・体重1kgあたり1g/日
 例:60kg → 60g/日

おすすめ

・卵:1日3個

・肉:1日200g

・難しい人はホエイプロテイン

 ・朝20g+夕方 or 就寝前20g

⑥ 体温を下げる最大の盲点
鉄不足

・特に女性・糖質過多の男性に多い

・鉄+タンパク質不足 → 体温35℃台になりやすい

鉄の役割

・酸素運搬(ヘモグロビン)

・ATP産生

・神経伝達物質(セロトニン等)の生成

● 鉄の摂り方の注意点

・基本は赤身肉・レバー(ヘム鉄)

・サプリはヘム鉄のみ推奨

・キレート鉄・非ヘム鉄の過剰摂取はNG

 ・鉄過剰・老化・腸内環境悪化の原因

指標

・フェリチン50以上 → 体温上昇

・フェリチン150 → サプリ中止可

⑦ 体温を安定させる最終段階
ATP産生を高める「新ATPセット」

必要栄養素

・ビタミンB群

・マグネシウム

・鉄

・ビタミンC

・ビタミンE

ポイント

・ミトコンドリアでATPを効率よく作る

・良質な脂質(バター・MCTオイル等)も活用

・プロテインだけに頼らない(ビタミン不足防止)

⑧ まとめ

・冷え性・低体温は「体質」ではなく栄養不足

・改善の順番:

 1.マグネシウム入浴

 2.タンパク質補給

 3.鉄(ヘム鉄)補給

 4.ATP産生サポート栄養

・目標体温:36.5℃以上

・体温が上がると
 → 代謝・免疫・睡眠・メンタルすべて改善
 → 健康寿命が延びる

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