① 体温は重要な健康指標
・体温は血圧や体重と同じく重要な健康バロメーター
・午後2〜8時が最も体温が高い
・この時間帯で36.5℃未満 → 低体温の可能性大
② 低体温が「万病の元」な理由
● 体温の種類
・表面体温:皮膚・手足(外気の影響を受けやすい)
・深部体温:内臓・脳(37〜38℃が理想)
→ 表面体温が下がると深部体温も下がる
● 低体温による悪影響
・酵素の働きが低下(代謝が落ちる)
・免疫力低下(36.5℃から1℃下がると免疫力30%低下)
・血流悪化 → 栄養・酸素が届かない
・老廃物が溜まり、病気・慢性炎症の原因に
・がん細胞が増えやすい環境になる
・脳血流低下 → うつ・不安・パニック障害のリスク上昇
③ 冷え・低体温の主な原因
・栄養不足(特に以下)
・マグネシウム不足
・タンパク質不足
・鉄不足
・ストレス過多(交感神経優位)
・糖質の摂りすぎ(血糖値スパイク)
・塩分の控えすぎ(※精製塩ではなく「天然塩」が重要)
④ 低体温改善の最重要栄養素①
マグネシウム
役割
・体温調節・血流改善
・ATP(エネルギー)産生に必須
・ミトコンドリアを活性酸素から守る
・ストレスホルモン(コルチゾール)抑制
不足原因
・白米・白パン・砂糖・加工食品中心の食生活
・ストレス
・汗(特に夏)
● 最も効果的な補給法:マグネシウム入浴
・塩化マグネシウム(例:にがり系)
・200mlを湯船に入れて10分、毎日
・効果:
・手足の冷え改善
・睡眠の質向上
・肩こり・腰痛改善
・便秘改善
・夏でも必須(汗で流出するため)
⑤ 体温を維持する栄養素②
タンパク質
重要な理由
・筋肉=熱を作る工場
・酵素・ホルモン・免疫細胞の材料
・食事誘発性熱産生(DIT)が最も高い(約30%)
目安
・体重1kgあたり1g/日
例:60kg → 60g/日
おすすめ
・卵:1日3個
・肉:1日200g
・難しい人はホエイプロテイン
・朝20g+夕方 or 就寝前20g
⑥ 体温を下げる最大の盲点
鉄不足
・特に女性・糖質過多の男性に多い
・鉄+タンパク質不足 → 体温35℃台になりやすい
鉄の役割
・酸素運搬(ヘモグロビン)
・ATP産生
・神経伝達物質(セロトニン等)の生成
● 鉄の摂り方の注意点
・基本は赤身肉・レバー(ヘム鉄)
・サプリはヘム鉄のみ推奨
・キレート鉄・非ヘム鉄の過剰摂取はNG
・鉄過剰・老化・腸内環境悪化の原因
指標
・フェリチン50以上 → 体温上昇
・フェリチン150 → サプリ中止可
⑦ 体温を安定させる最終段階
ATP産生を高める「新ATPセット」
必要栄養素
・ビタミンB群
・マグネシウム
・鉄
・ビタミンC
・ビタミンE
ポイント
・ミトコンドリアでATPを効率よく作る
・良質な脂質(バター・MCTオイル等)も活用
・プロテインだけに頼らない(ビタミン不足防止)
⑧ まとめ
・冷え性・低体温は「体質」ではなく栄養不足
・改善の順番:
1.マグネシウム入浴
2.タンパク質補給
3.鉄(ヘム鉄)補給
4.ATP産生サポート栄養
・目標体温:36.5℃以上
・体温が上がると
→ 代謝・免疫・睡眠・メンタルすべて改善
→ 健康寿命が延びる