「がん=必ず手術が必要とは限らない。中には進行しない“がんもどき”がある」

2026年01月16日 15:01
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I.T 医師「泌尿器科・消化器内科」YouTubeより

① がんもどきとは何か

・がんと診断されても

 ・一生大きくならない

 ・転移しない

 ・命に関わらない
  可能性があるがんが存在する

・こうしたがんを俗に「がんもどき」と呼ぶ

・近藤誠医師の著書で広く知られるようになった考え方

② がんの2つのタイプ(医師の実感)

がんは大きく 二極化 していることが多い。

1️⃣ 進行しないがん(がんもどき)

・ずっと同じ臓器にとどまる

・手術しなくても寿命に影響しない可能性

・早く見つけても、後で見つけても結果が変わらないこともある

2️⃣ 進行が非常に早いがん

・数か月〜半年で急速に増大・転移

・早期発見が難しい

・見つかった時点で手術不能なことも多い

③ 「早期発見・早期治療」の落とし穴

・一般論では「早く見つければ助かる」

・しかし実際には

 ・進行しないがんを早く見つけて

 ・不要な手術をしている可能性もある

・手術には必ずデメリットがある

 ・臓器を失う

 ・後遺症

 ・感染症

 ・入院・費用・生活の質低下

👉 「本当に幸せな手術だったのか?」と疑問に感じるケースもある

④ がんもどきになりやすいとされるがん

※条件を満たす場合に限る

● 前立腺がん(低リスク)

・ガイドライン上、手術しなくても生存率に差がない

・PSA検査で経過観察が可能

・がんもどきの典型例

● 甲状腺乳頭がん(1cm以下)

・90%以上が進行しない

・定期的な画像検査で様子を見る選択肢あり

● 腎臓がん(4cm以下・早期)

・海外では「まず経過観察」という流れも

・大きくなっても転移しにくいタイプがある

● 乳がんの一部

・マンモグラフィーで見つかるがんの約30%は

 ・将来進行しなかった可能性がある

・過剰診断の問題が指摘されている

⑤ 進行が非常に早く注意が必要ながん

以下はがんもどきではない。

・膵臓がん

 ・発見時にすでに手術不能が多い

 ・5年生存率が非常に低い

・肺小細胞がん

・悪性黒色腫(メラノーマ)

👉 これらは早期発見・早期治療が極めて重要

⑥ 「がん」と誰が決めているのか

・生検で取った細胞を病理医が顕微鏡で判断

・現在の基準は

 ・がんと判定されやすい(ハードルが低い)

・そのため

 ・本来はおとなしい細胞も「がん」と診断されてしまう

  → がんもどきが生まれる

⑦ 手術しない選択の注意点

・「がんもどきがある」→ 何があっても手術しないは危険

・本当に今すぐ手術すべきがんもある

・セカンドオピニオンは非常に重要

⑧ 良い医師の見つけ方

・ガイドラインを理解している

・患者を家族のように考えてくれる

・きちんと説明・相談ができる

・地元の信頼できる開業医から紹介してもらうのが理想

⑨ 今後のがん治療の方向性

・不必要な手術は減らす方向へ

・「すぐ切る」から「見守る」治療へ

・医師も患者も最新の知識を持つことが重要

まとめ(超要約)

・がんには
 ①進行しないがん(がんもどき)と
 ②急速に進行するがんがある

・がん=即手術ではない

・大切なのは

 ・がんの性質を見極めること

 ・信頼できる医師と相談すること

 ・必要ならセカンドオピニオンを受けること

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