― 科学が示す「筋肉」と健康寿命の真実 ―
① 導入:見た目と健康を分ける決定的な差
・同じ年齢でも「若々しい人」と「老けて見える人」がいる
・その最大の違いは筋肉の有無
・筋肉がある人は姿勢・表情・生命力が高く見える
・筋肉は「老後の最強の資産」であり、お金以上に重要
② 筋トレは何歳からでも遅くない
・筋肉は老化しないが、使わなければ退化する
・100歳を超えても筋トレで筋力・筋肉量は増やせる
・健康長寿に必要なのは「マッチョ」ではなく
100歳まで自分の足で歩ける筋肉
・ハードな筋トレは不要
→ ソフトな筋トレで十分
③ 筋トレで若返る理由:マイオカイン
● マイオカインとは
・2005年に発見された筋肉から分泌される若返りホルモン
・現在50種類以上確認されている
・筋肉・骨・血管・脳・免疫に作用する
● 主な効果
・筋肉・骨量の維持(サルコペニア・骨粗鬆症予防)
・糖尿病・高血圧・動脈硬化の予防
・認知機能の向上・うつ症状の改善
・シミ・肌老化の抑制
・大腸がんを含む生活習慣病予防
④ 良玉と悪玉マイオカイン
● 良玉マイオカイン
・アイリシン:骨・筋肉・血糖・血管を若返らせる
・デコリン:悪玉マイオカインを抑制
・IL-6、IGF-1 など:筋肉・骨・代謝を改善
● 悪玉マイオカイン
・ミオスタチン:筋肉の成長を阻害
・ヘモペキシン:認知症リスクを高める
➡ 運動不足で増加
➡ 運動・筋トレで抑制可能
※ 特に閉経後の女性にとって筋トレは非常に重要
⑤ 筋トレの基本原則
・筋肉は
破壊 → 回復(1〜2日)→ 増大
・毎日同じ筋肉を鍛えると逆効果
・休養を取ることで効率よく筋肉が育つ
⑥ すぐに実践できる最強の筋トレ法
【1】アイソメトリック(静的)筋トレ
特徴
・道具不要・短時間・どこでも可能
・最大筋力の80%以上を6〜10秒かけるだけ
基本4ポーズ(息を吐きながら6~10秒グッと力を入れる)
1.力こぶポーズ(上腕)〔ガッツポーズ〕
2.重ねのポーズ(腕・肩)〔サイドチェスト ポーズ〕
3.合掌のポーズ(胸)
4.鍵のポーズ(背中)〔合掌の反対で指でロックして引っぱる〕
▶ 各ポーズ:1日3〜5回
▶ 同じ筋肉は1〜2日休ませる
【2】逆三角形強化法
・上半身を90度ひねって腹筋に力を入れる
・ウエスト引き締め+姿勢改善+腰痛予防
【3】エキセントリック(伸張性)筋トレ
特徴
・筋肉を「伸ばしながら使う」
・短時間でも高い筋力アップ効果
代表例
・かかと下ろし(ふくらはぎ)
・椅子スクワット(太もも)
▶ 毎日OK
▶ 10週間で筋力・筋肉量・バランス力が向上
【4】階段下りトレーニング
・ゆっくり降りるだけ
・筋トレ+骨トレ+血圧改善
➡ 一石三鳥
⑦ 食事で筋肉を強化する
・骨格筋合成を高める抗酸化物質
・アスタキサンチン
・βカロテン
・レスベラトロール
・良質なたんぱく質と組み合わせることで効果UP
⑧ まとめ
・筋肉はお金より大切な「老後の資産」
・筋トレは何歳からでも効果がある
・ソフト筋トレで十分に若返り効果が得られる
・筋肉から分泌されるマイオカインが
健康・若さ・病気予防を支えている
・今日からできる筋トレを継続し
100歳まで自分の足で歩ける体を作ろう