「風邪をひいたときに、できるだけ早く回復するための考え方と具体的な10のポイント」

2025年12月21日 13:12
カテゴリ: 免疫・感染症

重要な考え方

・風邪はウイルスが体に入ることで起こり、体の中では免疫(白血球)が戦っている状態。

・回復を早めるには、体のエネルギーを“ウイルスと戦うこと”に集中させるのが大切。

・熱は「悪者」ではなく、体がウイルスを倒すために起こす自然な反応。

明日までに回復を早める10のポイント
① エネルギーを無駄に使わない

家事・仕事・無理な外出は最小限にして、とにかく休む。

② 無理に熱を下げない

熱はウイルスを弱らせ、免疫を強くする働きがある。
※つらすぎる場合や長引く場合は受診が必要。

③ 水分をしっかり取る

汗で熱を逃がすために水分は必須。
目安は尿の色が薄い黄色〜透明。

④ ナトリウム(塩分)を補給する

汗で塩分が失われるため、
経口補水液・味噌汁・スープなどがおすすめ。

⑤ 消化のよい食事をとる

・おすすめ食材

・うどん

・ヨーグルト

・卵

・はちみつ(※1歳未満はNG)

・柑橘類(ビタミンC)

⑥ 室温と湿度を整える

・寒くない温度

・湿度40〜60%
 喉の乾燥を防ぎ、回復を助ける。

⑦ 咳を強くしすぎない

強い咳は喉を傷つけ、治りを遅くする。

⑧ 熱いもの・刺激物・アルコールを避ける

喉の炎症を悪化させる原因になる。

⑨ 薬に頼りすぎない

・風邪の多くはウイルス性で抗生物質は効かない

・薬には副作用もある

⑩ 無理をしない・ちゃんと休む

学校・仕事・遊びは後回し。
しっかり休むことが最短の回復ルート。

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