「抗生剤(抗生物質)」を長期間使い続けると、いくつかの癌のリスクが上がる可能性がある

2025年11月16日 13:45
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◆ 抗生剤でリスクが上がると報告された癌

・乳がん

・大腸がん

・肺がん

・ほかにも
 リンパ腫、水腎がん、腎細胞がん、前立腺がん などのリスク上昇を示す研究もある

◆ どれくらい使うとリスクが上がる?

研究では、共通して

・長期間(1年以上など)使い続ける

・多種類の抗生剤を使う

こうした人で、がん発症率が高くなっていました。
例:

・乳がん → 抗生剤の使用日数が多いほどリスク増加

・大腸がん → 抗生剤を使ったことがある人の方がリスク高い

・肺がん → 1年以上使った人は約21%リスク増

◆ なぜ抗生剤でがんリスクが上がるか?

抗生剤は悪い菌だけでなく、腸内の良い菌も殺してしまう。
その結果、

・腸内環境の悪化

・慢性炎症の増加

・免疫力の低下
 などが起こり、がんの原因になり得ると考えられている。

◆ 大事なポイント

・抗生剤は本来、細菌感染の治療に使うもの。

・風邪などのウイルス感染には効果がないので、不要な服用は逆効果。

・必要な時には有効な薬なので、「長期・不必要な使用」だけは避けよう

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