■ 子宮体がんとは?
・子宮の「内膜」から発生するがん
・50~60代に多い
・早く見つかれば8割以上助かる → 早期発見がとても大事
① 絶対に見逃さないサイン(症状)
1. 不正出血(最重要)
・生理ではないタイミングで出血する
・量がいつもより多い・期間が長い
・閉経後の出血は必ず婦人科へ(少量でも)
2. おりものの変化
・水っぽく量が多い
・黄〜緑色で膿のよう
・血が混ざる(ピンク・茶色)
・いつもと違う臭い
3. 下腹部の痛み・圧迫感
・鈍い痛みが続く
・下腹部が張る
・腰の重だるさ
4. 排尿・排便の変化
・トイレがやたら近い
・排尿が痛い、血尿
・便秘が続く
5. 性交時の痛み・出血
※ これらが「複数」重なる時は特に注意。
② 子宮体がんのリスクを上げるもの
1. 肥満(最も大きいリスク)
・脂肪組織は女性ホルモン(エストロゲン)を作る
→ それが子宮内膜を刺激し、がんリスク増
■ 目安
・BMI 27以上でリスク上昇
・BMI 30以上でリスク大
・できれば BMI25前後 を目指す
2. ホルモンにさらされる期間が長い
・初潮が早い
・閉経が遅い
・出産経験がない
(※ 変えられない要因。知っておくことが目的)
3. 排卵が起こりにくい状態
・生理不順
・無排卵周期
・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
→ エストロゲンだけが長く働き続けるのが問題
4. 糖尿病・高血圧などの生活習慣病
・インスリン抵抗性などが関連すると言われている
5. 遺伝(稀だが重要)
・リンチ症候群など
・家族に若年で大腸がん・卵巣がんがある場合は相談を
③ 予防のためにできること
■ 1. 体重管理
・まずは 体重を少し落とすこと が最大の予防
・週1回30分のウォーキングでも良い
・野菜・果物・きのこ・豆類を増やす
■ 2. 生理不順が続くなら婦人科へ
・ホルモンバランスを整えることでリスクを下げられる場合がある
■ 3. 低用量ピルが有効なことも
・プロゲステロンの働きが内膜の増えすぎを抑える
・ただし種類による副作用の違いがあるので医師と相談
■ 4. 閉経後の出血は放置しない
・最優先で受診すべきサイン
【まとめ】
・子宮体がんは “気づくこと” が最大の予防になる病気。
・特に 不正出血 と おりものの変化 は早期発見の鍵。
・肥満・生理不順・生活習慣病はリスクを上げるので、生活改善が重要。
・不安になったら迷わず婦人科へ相談。