❗背景
・2025年には65歳以上の 5人に1人 が認知症に。
・認知症は発症すると回復が難しいが、その一歩手前「軽度認知障害」の段階なら回復の可能性あり。
・ただしこの段階は、日常生活に支障が出にくく 本人も気づきにくい。
🧠【認知症の一歩手前の6つのサイン】
① 家が臭くなる
・嗅覚低下は初期の重要サイン。
・嗅覚と記憶を司る「海馬」が近いため、初期から匂いに異常が出やすい。
・カレーの匂いを感じられるかが簡単なセルフチェックに。
② 料理の味が変わる
・味覚や嗅覚の低下、**複雑な作業(調理)**が難しくなることで味が変わる。
・焦げや吹きこぼし、メニューの偏りが増えるのも兆候。
③ 道に迷う
・特に「いつも通ってる道で迷う」のは重症化のサイン。
・海馬の「場所細胞」が機能しなくなってくるため、空間記憶が崩れる。
④ 財布が小銭でパンパン
・会計時の計算力・判断力が低下すると、面倒になってお札ばかり使い、小銭が貯まる。
・「支払いたくない」ではなく「支払えない」状態。
⑤ 日付や時間を間違える
・新しい記憶が抜けやすくなるため、約束の日時を忘れる・間違える。
・長期記憶は保たれていても、短期・最近の記憶に問題が出る。
⑥ 冷蔵庫が散らかる
・冷蔵庫の中身や買い物内容を覚えられず、同じものを何度も買う。
・食材が腐る、収納が乱雑になるのも特徴。
✅【まとめと対策】
・軽度認知障害の段階で気づくことができれば、改善や予防が可能。
・本人は気づきにくいことが多いので、家族や周囲の気づきが非常に重要。