認知症の一歩手前に気づく6つのサインとその意味

2025年04月21日 17:34

❗背景
 ・2025年には65歳以上の 5人に1人 が認知症に。
 ・認知症は発症すると回復が難しいが、その一歩手前「軽度認知障害」の段階なら回復の可能性あり。
 ・ただしこの段階は、日常生活に支障が出にくく 本人も気づきにくい。

🧠【認知症の一歩手前の6つのサイン】
① 家が臭くなる
 ・嗅覚低下は初期の重要サイン。
 ・嗅覚と記憶を司る「海馬」が近いため、初期から匂いに異常が出やすい。
 ・カレーの匂いを感じられるかが簡単なセルフチェックに。

② 料理の味が変わる
 ・味覚や嗅覚の低下、**複雑な作業(調理)**が難しくなることで味が変わる。
 ・焦げや吹きこぼし、メニューの偏りが増えるのも兆候。

③ 道に迷う
 ・特に「いつも通ってる道で迷う」のは重症化のサイン。
 ・海馬の「場所細胞」が機能しなくなってくるため、空間記憶が崩れる。

④ 財布が小銭でパンパン
 ・会計時の計算力・判断力が低下すると、面倒になってお札ばかり使い、小銭が貯まる。
 ・「支払いたくない」ではなく「支払えない」状態。

⑤ 日付や時間を間違える
 ・新しい記憶が抜けやすくなるため、約束の日時を忘れる・間違える。
 ・長期記憶は保たれていても、短期・最近の記憶に問題が出る。

⑥ 冷蔵庫が散らかる
 ・冷蔵庫の中身や買い物内容を覚えられず、同じものを何度も買う。
 ・食材が腐る、収納が乱雑になるのも特徴。

✅【まとめと対策】
 ・軽度認知障害の段階で気づくことができれば、改善や予防が可能。
 ・本人は気づきにくいことが多いので、家族や周囲の気づきが非常に重要。

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